【呪術廻戦】地味子だと油断していました

・ ページ20

・夏油傑視点




ーあいつ一回心許したら距離感バグるタイプー



今になって硝子が言っていた言葉の意味を理解した




『硝子は美人だな。ダウナー系美女だ。肌もすべすべで触り心地がいい』



硝子の足の中に対面で座り硝子の頬を撫でている


ちなみにここは悟の部屋でもちろん私も悟もいるのだがまるで二人きりの世界を醸し出している




家入「Aも美人だろ。肌はしっとりして触り心地がいいし柔らかい」



そうか、柔らかいのか、羨ましい………じゃなくて



五条「おい、俺らもいんだけど」



そうそう


『なんだ？構って欲しいのか？可愛いな五条は』


夏油「私も可愛いよ」


家入「何に張り合ってんだよ」




聞き捨てならないね。悟が可愛いなら私だって可愛いだろう？



Aに可愛いと思われるのもカッコイイと思われるのも私だけでいいだろう？



『夏油は可愛くない』



・・・



家入「ウケる灰になってんじゃん」


五条「傑どんまい」



二人とも私の気持ちを知ってるからってこれみよがしに馬鹿にしてくる


悟は後で連れ出そう



『夏油は可愛いというよりかっこいい方だろ』


夏油「え、」


五条「はぁーーー？？？俺もかっこいいんですけど」




Aは面倒くさそうなのを隠さず舌打ちしながらはいはいかっこいいと悟を宥めている



おい、何頭を撫でられてるんだその無駄な白髪むしるぞ




いや、そんなことよりも私はAにかっこいいと思われていたのか？？


顔が？性格が？


まあ、どちらにせよ一般的にかっこいいと思われている相手なら好意的だろう


つまり両想いなのでは？？？




家入「A酔ってる？」


『んー、普段は酔わないんだけど。雰囲気酔いかなこうして誰かと飲むことなかったから』



五条「俺も雰囲気酔い〜！」



酔っているのか？全く顔には出てないが、酔って顔が赤くなるAが見たかったんだけど残念だな



『テキーラショットで3杯くらい飲んだら流石に顔は赤くなるけどね』


家入「バケモンじゃん」


五条「それってすげーの？」


家入「ほろよいで酔うお前は一生飲めないやつ」




Aはザルなのか



酔って介抱する選択肢は消えたな。ん？もちろん介抱だけだよ？嫌われたくないからね



五条「今なら何聞いても答えてくれんじゃね？」




『別に酔ってよーが酔ってまいが質問くらい答える』




五条「彼氏いんの？」



悟、順序、だがよし



『いない、この前別れた』


・・・は？

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