初めまして ページ6
この国では珍しい陶器のように白い肌
ひとつの三つ編みにまとめられた美しい銀髪
そして頭に小さな垂れ耳が
レオナ｢・・うさぎ｣
Aはウサギの獣人だ。それ自体は珍しくはないのだが彼女の家では違う
『ふふっ、リルシア公国の公族はユキヒョウの一族だものね。』
くすくすと自分が"不貞の子"であることを気にせず話すAにレオナ目を丸くした
Aの言うように恐らく公か公妃が不貞を働きその時にできた子供なのだろう。ウサギの獣人は公族の家系をたどってもでてこない
つまりはそういうことだ
『一応第三公女としてみとめ・・その名前はもらってるから安心してね』
でも、やっぱりごめんなさいね私みたいなのが婚約者でと続けるAにレオナは上手く言葉がかけられない
なぜならそれは自分が言うセリフだったはずだから
嫌われ者の第二王子に嫁いだ可哀想な公女様。謝るのはこちらの方だと思っていたから
いつの間にかAの側仕えもチェカの姿も見当たらない。気を利かせて2人きりにしたのだろうが初対面の2人にはなんとも気まずい雰囲気が流れる
『くすくす、そんな顔なさらないで私は別に気にしてないから。それより挨拶より先に変なこと言ってごめんなさいね』
レオナ｢いや、俺の方こそ挨拶が遅れた。第二王子のレオナ・キングスカラーだ｣
そんな顔とはどんな顔なのか。恐らくあまりいい顔では無いのだろうがレオナは柔らかなAの表情をうけ自然と笑みがこぼれた
『リルシア公国第三公女A・スーラムと申します。これからよろしくねレオナ様』
レオナ｢・・レオナでいい｣
『あら？いいの？じゃあレオナこれからよろしくね
私もAって呼んでちょうだい』
Aから差し出された手を握り返し細く小さな手を優しく触れたレオナの首は真っ赤だったと影から見ていた王妃は語る
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零(プロフ) - すごくいい尊死してもうた…( ´ཫ` ) (2022年12月26日 20時) (
レス) @page26 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
わーー(プロフ) - あぁ…心が安らぎましたあああああ好きです！！！！！！ (2022年11月17日 19時) (レス) @page26 id: 79a34b7d95 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 幸せ……( ´ཫ` ) (2022年7月19日 4時) (レス) @page26 id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
ローズの薔薇 - おじたんと結婚でs(((婚約だわ！！おじたーん！(((作者様神ですか？おじたん書くとかウチなら無理です。はい (2022年4月11日 14時) (レス) @page26 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
山茶花(プロフ) - ゆいかさん» ありがとうございます！ (2021年2月21日 12時) (レス) id: ffdbcabc04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年2月19日 22時
