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王妃｢あら、お帰りなさい陛下なら部屋にいるわよ｣
鏡を抜けて早々に兄の妻、つまり現王妃に見つかりうげと顔をしかめるレオナ
王妃は夕焼けの草原の獣人らしく強かで明るい女性なのだが何分おしゃべりなのだ
婚約者に会うよう催促の手紙を出すよう指示してるのも彼女なのだ
レオナ｢・・チェカは？｣
帰省するとどこからともなく現れてレオナに抱きつくチェカは今日はいない。いきなり抱きつかれたら嫌なので確認したレオナだったが王妃の勝手な解釈で構って貰えなくて寂しいのねと言われる始末だ
王妃｢チェカならAちゃんの所よ｣
レオナ｢Aちゃん…？｣
聞きなれない名前に首を捻るとまあ！と王妃が呆れたように言う
王妃｢貴方婚約者の名前も覚えてないの？あー、可哀想｣
よりにもよって今日会いに来た婚約者の名前だったのかとため息をつく。これは王妃のお小言タイムが始まる
ん、待てよとレオナが項垂れていた顔をあげる
レオナ｢チェカが会いに行ってる…？｣
王妃｢そうよ。あの二人仲良しだもの｣
王妃の言葉にフリーズするレオナ
なんてことだ今まで放置してた婚約者が王位継承権第一位の王子と懇意にしてるなんて周りから見れば婚約者が変わったように写るだろう
まだチェカが幼いからいいもののこの王宮は意味の無い行動に意味をつけたがるやつが多い
これでは婚約者の印象は大臣達での間では悪くされているだろう
王妃｢そんなに気になるなら行ってくれば？彼女離宮にいるわよ｣
レオナ｢・・兄貴に挨拶してから行く｣
王妃｢あら、真面目ね｣
くすくす笑う王妃。国王と王妃はそういったことはあまり気にしないが周りの目がうるさいとがしがし頭をかきながら兄の元へ向かう
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離宮
『そうだわ。私婚約者いたんだった。』←
チェカの言葉に慌てて(わりとのんびり)出迎えの準備をするA
レオナが帰省したからと言って会いに来たことは無いのだが万が一のために出迎えの準備はしなくてはならない
『どんな服がお好みかしら』
先程まで庭で昼寝をしていたラフな格好で出迎える訳にはいかないので何着かドレスを広げるが何が正解かよく分からない
着替えのためチェカは今は席を外している。別にいいといったAだったが女性を尊重する国民性ゆえか女の子の着替えは大切なんだよーとどこかへ消えてしまった
その様子にAはロイヤルだぁと心の中で呟いた
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零(プロフ) - すごくいい尊死してもうた…( ´ཫ` ) (2022年12月26日 20時) (
レス) @page26 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
わーー(プロフ) - あぁ…心が安らぎましたあああああ好きです！！！！！！ (2022年11月17日 19時) (レス) @page26 id: 79a34b7d95 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 幸せ……( ´ཫ` ) (2022年7月19日 4時) (レス) @page26 id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
ローズの薔薇 - おじたんと結婚でs(((婚約だわ！！おじたーん！(((作者様神ですか？おじたん書くとかウチなら無理です。はい (2022年4月11日 14時) (レス) @page26 id: afcb507146 (このIDを非表示/違反報告)
山茶花(プロフ) - ゆいかさん» ありがとうございます！ (2021年2月21日 12時) (レス) id: ffdbcabc04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年2月19日 22時
