【ツイステ】第二王子の婚約者はやかましい

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「レオナ王子なら先程帰られましたよ？」


「ばか！それは言っちゃダメって！」




『あら、そうなの？残念ね』



侍女達の会話を聞いてレオナが来てたの？と問うたAはレオナが帰ったことにしゅんと落ち込む



せっかく来てたなら少しくらい話したかったと寂しそうだ



「入れ違いになったみたいですね。俺たちが庭にいたあいだに屋敷に来てたみたいです」



『まあ、そうなの？』



庭師の男もレオナが来てたことには気づいていないようだった。


気づいていてあの態度なら極刑ものだから当然だろう



『レオナにみんなのこと紹介したかったのにきっとレオナも貴方達のこと好きになるわ』



「確かにA様からお話聞いて印象変わりましたよねー」


「こら、不敬ですよ」

「貴方達声が大きいわよ。申し訳ありませんA様」



『いいのよ。貴方達がレオナの良さに気づいてくれて嬉しいわ』


レオナも次に帰ってきた時とびっきり賑やかに迎えいれよう


そうAは思った




しかし





レオナ学園を卒業するまでの間



離宮を訪れることは無かった

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