【ツイステ】第二王子の婚約者はやかましい

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「____________________ですのでこちらのフレーバーがオススメです！」




『まあ、とっても素敵な説明ありがとう！じゃあこれにするわ！』



にこにこと学生バイトの定員と同じようにニコニコの隣国のお姫様



異様な空間なのに何故かあたりはほのぼのとしている



先程までの張り詰めた空気が嘘みたいだと、その空気を溶かした自身の婚約者を誇らしげに見つめ笑みをこぼすレオナ




『あ、でも、これも食べたいわ。まあ、レオナ今トリプルにするとダブルの値段で買えるらしいわよ！』



看板を指さして嬉しそうにはしゃぐA




レオナ「三つも食ったら腹壊すぞ」



『壊さないわよ！雪国出身舐めないでよね？』


レオナ「それ関係あるか？」


『あるわよ〜。それにレオナと半分こするから大丈夫よ？』


レオナ「なんで俺も食う前提なんだよ」



『こういうのは一緒の方が美味しいのよ？』



「ふふっ、」




二人のやり取りを見てた定員がつい声を出して笑った



「あ、す、すみません！おふたりの事を笑った訳ではなく、その」



慌てて否定する定員。二人の様子を見ていた街の人間もつい微笑んでいたことに気づき慌てて顔を隠す




『・・私たちお似合いにみえる？』



「え、ええ！もちろんです！」



こくこくと頷く定員ににこっと笑いかけるA



『私もよ。お似合いの私たちは今からあのベンチでトリプルアイスを食べるわ。さっきみたいに笑って見ててね！』



レオナ「ちゃっかりトリプルにしてんじゃねぇよ。ほら代金だ。悪いがそういうことなんでとびきり美味いやつを頼むぜ」




「は、はい！｣




緊張感に包まれた広場は二人の言葉と行動により優しく暖かなものへと変わった


そして学生バイトは家に帰ったら今日のこと家族に教えてあげよう！第二王子は全然怖くないって広めよう！と心に誓ったという

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