世界から見放された吸血少女は異世界で飼われる3

愛されたい109 ページ22

『へ……？ゆ、ユウさんなにを………///』



ユウに抱きしめられ顔が真っ赤になるA



ユウ「今まで、ちゃんと伝えれてなかったと思ってさ。」



Aから離れじっと瞳を見つめると恥ずかしそうに目を逸らす



ユウ「あーもう、ほんと可愛い無理、天使だこれは、やっぱうちに養子においで」←



『よ、養子ですか？』



突然の提案にあわあわと慌てるA


ユウはAに愛が伝わってないと知った日から目覚めてでろでろに甘やかすと決めていた


頭を撫でたり頬を撫でたりたまに抱きついたりしてAを甘やかす←決してお触りしたいとかそういうことでは無い決して、、




ユウ「あ、そうだ！Aちゃんあーん！」


『？、あ、あーん？』



ユウに言われるがまま口を開けるA。無防備すぎるなと思うユウだが今はいいとしよう




コロッ
『ん、あま……いです？』


ユウ「それはキャンディって言うんだよ。Aちゃんはもう味覚は私達と同じだから」



にこっとユウに笑いかけられAの顔がぱぁっと明るくなる



『ふふっ、きゃんりいれふね！！』



初めての味覚にキャンディを転がし笑顔が漏れる


その顔面はユウにクリティカルヒットしうっと、心臓をおさえる




ユウ「て、んしが、てんしが、、」



ユウの様子に戸惑いながらも可愛い可愛いと漏らすユウに照れるAだった


この空間は本当に癒しだった(後日監督生談)




ガチャ



フロ「しらすちゃーん！！」

カリ「Aー！！」



『ふぁ！！おふはりほも、はいほうれふか？』
訳:わ！お二人共大丈夫ですか？




キャンディを舐めてるため律儀に口を開けないように話すA


焦る気持ちが募り部屋に入るなり思いきり転けた二人を心配する


ちなみに今は二人ともAに抱きついてる



ジェ「フロイドAさんは病み上がりなんですから」

ジャ「カリムお前もだ。落ち着け」



後から入ってきた保護者が二人を咎めるがこの二人もAに抱きつきたい気持ちをものすごく抑えているのである



まあ、Aを見てすぐに抱きついたんだが



『？？？』
↑4人に一気に抱きつかれフリーズしてる



ちらりとユウを見つめどういうことかと首をかしげる



ユウ「ふふっ、これから色んな人が抱きつきに来ると思うよ！みんなAちゃんに伝えたいことがあるから深く考えないで言葉の通り受け取ってね｣




ユウはそれだけ言うと私は談話室で待ってるからと部屋を出ていった

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