・ ページ36
・
甚爾「で？そのヤンキーをなんで探してるんだ？」
『勢いよく走り去って行ったんですけど。ハンカチ落としていって』
謎のヤンキーに絡まれて心臓バクバクだったけど落としていったハンカチがキリンさんのハンカチでほっこりしてたら見失っていた
大事なものかもしれないから京都をウロウロ探しているとなんと恵父(ヒモ)に出会ってことのあらましを説明した
甚爾「ほっときゃいいだろ。それか交番いけ」
『でも、大事なものなら申し訳ないし探してるかもしれないし。・・というか甚爾さんはなんでここに』
京都にまで来て私を殺しに来たんだろうか？それならちょっと困るなぁ←ちょっとじゃないだろ
甚爾「あー、野暮用」
『ところで恵はげんきですか？』
甚爾「お前聞く気ねぇだろ」
甚爾さんは私と会ってから恵の元へきちんと帰ったみたいで恵も津美紀ちゃんも喜んでた
ちなみに私はジャーマンスープレックスをかましてやったのでスッキリした
家関係でゴタゴタしてるから精算してくるとか言ってたけどもしかして実家は京都なのだろうか
甚爾「んで、そのヤンキーの名前は？見た目だけじゃ探せねーだろ」
『え、手伝ってくれるんですか？』
頭をガシガシとかきながら面倒くさそうに立ち上がる甚爾さん
甚爾「どーせ暇だしな。帰ったら飯作れよ」
『パァァ)ありがとうございます！』
なんだかんだ優しい人だこの人は
甚爾「でそいつの名前は？」
『あ、えーと、名前聞くの忘れてて』
甚爾「お前なぁ」
はぁーとため息をつかれる
いや、だっていろいろ突然の事でびっくりしたし
あ、でも、
『ナオヤサマがどうとか言ってたのでその人の知り合いかも知れません。』
ナオヤサマがなんたらとか言ってたからもしかしたらどこかの家に仕えてる人とかなのかな？
甚爾「ナオヤサマ？なおや………あー、あ？」
『知り合いですか？』
心当たりがありそうな感じだがうーんと思い出せないようだ
甚爾「・・・苗字は聞いてねーよな」
『あ、はい』
ふと表情が暗くなった
やっぱり知り合いなんじゃ
甚爾「あー、まあ、もういいだろ」
『は！？まだ探してすらいませんけど！？』
甚爾「そいつのことは忘れろ。帰んぞ」
私は甚爾さんに担がれて京都を後にした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3403人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ガンバ！ - 五条の勘違いが面白すぎて、息が､､、 スゥァァｧ､､、ﾌｩｩ！ (3月29日 19時) (
レス) @page40 id: 77321a7683 (このIDを非表示/違反報告)
風優 - さしすと夜蛾センセー、直哉くんが見事にすれ違っていてとても面白いです！続き、待ってます！ (11月21日 16時) (レス) @page40 id: cb70042623 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - めっちゃ面白いです！すごい好きです！続き、待ってます！ (8月11日 15時) (レス) id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - うわぁ、滅茶苦茶面白くて、すっごく好きです！終わりとなっていますが、もう続きはないんでしょうか？応援しております！！ (7月29日 5時) (レス) @page40 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです…やばい。面白すぎて無理…応援しています…‼︎ (2022年10月26日 13時) (レス) id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山茶花
| 作成日時：2021年6月13日 9時
