【呪術廻戦】さしす組の同期は最強ぼっち

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『テンニョ？』


なんだろ、何かの暗号かな。呪術師にはわかる的な…分かんないけど


真っ白な髪の人は私の顔を見てやたらオドオドしてる




これは




ﾊｯ、人見知り仲間では！？



絶対そうだ！私も同じような状況何回もあったし！それで話しかけられなくて何度後悔したことか



・・というか教室にいるってことはクラスメイトなのでは？



これは硝子ちゃん以外のクラスメイトと交流できるチャンスでは？？？




よし！ここは勇気を持って私から話しかけよう！



『あの、私二年の蒼和Aっていいます。えーと、同じクラスの人だよね？』



よし！頑張ったぞ私！！




五条「・・・」



え、無視？


流石にもう１回声かけるメンタルは持ち合わせてないよ




五条「・・・あ、ぼ、"僕"五条悟と申します。蒼和さんだよね噂は聞いてて会いたいと思ってた」←こいつ誰だよ



『ほ、ほんと！？私も会いたいって思ってた！』




この人が五条悟か


噂は色々聞くけどいい人そう！硝子ちゃんは関わるなって言ってたけどやっぱり噂は当てにならないな



五条「特級呪術師でいつも任務こなしてるの尊敬するよ。僕はまだまだで」



『五条くんの噂もよく聞くよ！凄く強くて御三家？っていうのの次期当主なんでしょ？同い年なのに色々背負ってて私の方こそ尊敬するよ』




五条「嬉しいな。家のことは大変なことも多くて意見のすれ違いもあるけど蒼和さんがそう言ってくれるなら頑張れる」




ニコッと爽やかな笑顔でそう言う五条くん


イケメンの笑顔破壊力凄いな。なんか風吹いてるよ光が差してるよ



自分勝手でやりたい放題任務とか命令なんて聞かない問題児って聞いてたけど全然違う！



優しくて物腰柔らかで王子様みたいな人だな



『あ、その、良かったらなんだけど名前で呼んでくれないかな？今まで話せなかった分仲良くなりたいって言うか……』



あ、やっぱり図々しいかな、五条くん目見開いてるし



人見知りが調子に乗ってごめんなさい



五条「うん。もちろんいいよ。僕のことも悟って呼んでA」


『うん悟くん』



五条「呼び捨てが良かったんだけど」


『あ、えーと、それはまだ恥ずかしくて……』




声が小さくなって顔が赤くなるのが自分でも分かる




五条「ｶﾜｯ!!…………うん。じゃあそれでよろしくね」



何か叫んだように聞こえたけどなんでもないよと爽やか笑顔で言われたのでまあいいか

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