うちの弟達は出来が良すぎる【stpr】

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ころんside

こ「あのさぁ…お姉ちゃんのことボロクソに言った奴のことムカつくのはわかるけどさぁ
流石に泣かせちゃダメでしょ…」
さ「話しかけてきたあいつらが悪い」


もうダメだ…これ、なーくんかお姉ちゃんの言うことしか聞かないやつじゃん
はぁ…もうどうしよう…

いや、まぁお姉ちゃんのことおばさんって呼ぶとか万死に値するけどさぁ


さ「姉ちゃんがおばさん？っざけんなよ！あいつらより全然若くみえるわ!」
こ「それは事実」
さ「つか、姉ちゃんすっぴんであの可愛さはもはやバグ」
こ「たしかにね」
さ「姉ちゃんの年に会わない包容力と、それでいて抜けてるところとかかわいいじゃん」
こ「洗濯したの忘れてもっかい洗濯しちゃうとことかね」


あれ…待って……
いや、やっぱあいつらが悪いよな…

さとみくん悪くない気がしてきた…


さ「てか…ねーちゃん、あんなに慎重低かったんだな」
こ「ねー」
さ「姉ちゃんが大学入った時、俺11歳だったからさぁ…姉ちゃんより結構低かったんだよなぁ」
こ「僕なんて…10歳だったし」
さ「あの時は姉ちゃんばっか頼って、迷惑かけてたな…」
こ「僕なんて、一回拗ねて家出しちゃったしな」
さ「次の日姉ちゃんが熱出した時、ころんのこと殺そうかと思ったよ」
こ「うん、僕も死のうかと思った」


あれは本当に僕が悪かったな…


さ「ん…？あれ、ジェルとるぅとじゃね？」
こ「あ、ほんとだ…お姉ちゃんもいるじゃん」


次の瞬間には僕たちは走っていた

早くお姉ちゃんに逢いたいから


さ「姉ちゃん！」
こ「ただいまっ！」
『お？三男と四男じゃん…学校お疲れい』
ジ「あ、にーちゃん！」
る「ﾁｯ」
さ「おい、るぅと」


仕方ないよね

僕たちお姉ちゃんっ子だから

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