〜再会〜川村壱馬 (ページ30)

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ドキドキページ30

「リナ、、大丈夫かな、、」

「うん、ばっちり！可愛い！」

リナはそう言ってくれたけど、まだ不安が残る

「あ、そうや！A耳貸して！」

…

「え！そんなん出来ひんよ！」

リナは私に今日の作戦を話す

「これやったら川村、焦って告白してくるかもよ？(笑)」

「いや、壱馬はそんな単純じゃないと思うけど、、」

「まあ、やってみよ！」

名付けて"嫉妬作戦！"なんて言って張り切るリナ

内容は、今日1日、北人さんの近くにいること。

壱馬、嫉妬なんかしないと思うけど、、

でも私の為に考えてくれた作戦を無視することも出来ず、、

「うん、、やってみる、、」

そう言って少し大きめのパーカーを羽織って更衣室を出た。

「おまたせー！」

目の前には水着姿の壱馬と北人さん。

上は何も着ていなくて少し線の入った腹筋、服を着てると細身だけどしっかり筋肉のついた腕、、

や、やばいっ、、見れない、、、

どうしようもなくカッコいい、、

ふと壱馬と目が合うもすぐにそらされる。

あれ、、似合ってなかったかな、、

「めっちゃ可愛いじゃん！」

北人さんは本当に素直で、私の欲しかった言葉をくれた

「ありがとうございます、、」

壱馬は何も言ってくれないんだ、、

そう思っていた時スタスタとこっちに歩いてくる壱馬。

な、なに、、

「まだ海入らんから閉めとけ」

少し不機嫌そうに私のパーカーのチャックを閉める

か、壱馬の手がすぐそこ、、

もう何センチかで触れる、、ドキドキが伝わってしまいそうなくらいの距離に顔が暑くなる

「う、うん、ありがとう、、」

「さ、BBQの用意しよっか！」

リナの声で我に帰り、壱馬も私から離れた。