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記憶 ページ25

んー、、

朝、か、、、

心地の良い太陽の光で目が覚めた

ここ、、どこだろ、、

ホテルかな、、良かった、ちゃんとホテルに帰ってきてた、、

記憶はあったものの、寝起きで昨日のことを思い出すのに時間がかかった

もう少し寝ようかななんて思っていたその時

ゴトッ!!

えっ、、

部屋の外からすごい物音がして、驚きのあまり思考が止まる

もしかして、、誰かにホテルに連れてこられた、、!?

ふ、服、、! 着てる、、

おそるおそる部屋を出て物音がした方へ足を進める

「起こしてもうたか、ごめん。携帯落としてん」

そこにはおはよ、と言ってこっちに向かってくる壱馬の姿があった

あれ、夢?なんで壱馬が、、

「どうした?ぼーっとして(笑)二日酔いか?(笑)」

二日酔い、、

そうだ、、昨日久しぶりに飲み過ぎて潰れたんだ、、

「あの、ここって、、」

「あぁ、俺ん家」

壱馬の家、、!?

え、どうやってここまで?私なんか変なことしてないよね?

どんどん疑問が浮かんでもう頭の中がぐちゃぐちゃ、、

"このまま襲ってもええ?"

ふとその言葉を思い出す。

私は本当にとんでもないことをやらかした恥ずかしさでどんどん顔が暑くなるのが自分でも分かった

「壱馬ごめん!昨日変なこと言ってたよな、、?」

「いや、別に(笑)それより、どっか出かけるか。せっかく東京来たんやし」

壱馬はそんなに気にしてない様子だった

良かった、、酔った勢いとはいえこんなことしてたら嫌われるんじゃないかと思った

「うん、行きたい」

何でもなかったように普通に接してくれる壱馬の優しさを感じてやっぱり好きだなあ、、と胸が締め付けられる

もう、壱馬への想いが爆発してしまいそう、、

「壱馬、、す、」

「す?」

「す、スカイツリー見たい、、」

バカだな私。素直に言えたらなにか変わるかな、、

「ははっ(笑)見に行くか。」

相変わらずマスクに帽子の壱馬だけど、東京の街を2人並んで歩いて、見たことないもの、食べたことないもの、まるで私たち付き合ってるんじゃないかと思うくらい楽しくて、、

あっという間に1日が過ぎた。

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作者名:さゆ | 作成日時:2022年4月18日 17時

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