作戦 ページ23
もう時間も遅くなってきて、みんな結構酔ってきていた
「A、大丈夫か?」
「んふふふ、、だいじょーぶ」
あ、やばい、Aまで酔ってる
結構飲んでたしな、、
俺の肩に頭を乗せてもたれてくるA
いや、これはあかん、、俺が持たへん、、
かろうじて動けそうなんは、リキヤさんとやましょーさん、樹、慎もギリ。
「壱馬、あとは俺らでなんとかするから、Aちゃんと先に出なー」
やましょーさんが気を遣ってくれてる
「すいません、ありがとうございます」
いつもなら俺も残って介抱するけど、今日は甘えることにした
「壱馬さん、壱馬さん、そのまま壱馬さん家泊めるんですよね?」
「え!?あ、ほんまや、、どうするか聞いてへんかった」
「じゃーもう泊めるしかないっすね」
慎は初めからそれを企んでいたかの様にニヤニヤしている
「お前もしかして、、そういうこと?」
打ち上げに誘った意味が今わかった。
「はい。だってこうでもしないと、壱馬さん普通にAさんのこと帰しちゃうでしょ。壱馬さんはお酒強いから潰れないし」
Aのお酒の強さは知らなかったから、ある意味賭けだったと言う慎。
「ったく、お前なあ、、」
「気持ち、伝えてくださいね?」
俺だって出来ることならとっくに伝えてるわ、、
そう思いながらも
「そやな、、」
慎に念押しされ、そう言うしかない状況になった
「すいません、お先に失礼します」
「おー、気をつけてなー」
やましょーさん達に挨拶をし、俺の肩で寝息を立てるAをおぶって、店を出た
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作者名:さゆ | 作成日時:2022年4月18日 17時