検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:68,814 hit

ページ5

.









白濱「いくらAでも音子ちゃんのこと悪くいうのは嫌だ。音子ちゃんにはちゃんと好きな人がいるんだよ。」


『……なにそれ、』





なにそれ、なんでその人の味方になるわけ。ムカつく、ムカつくムカつく





白濱「音子ちゃんは、」


『うるさい、』


白濱「A、」


『音子ちゃん音子ちゃんうるさい!!!どうして!!!どうせ顔だけでしょ!あんな奴、裏じゃめちゃくちゃ性格悪いくせに、なんでそんなやつの味方なんてするのよ!!!』





ムカつく、なんで涼太くんに近付けるのよ。なんで涼太くんと笑いあってるのよ。




綺麗な顔で涼太くんと並ぶと嫌でもお似合いだなって思ってしまう。嫉妬で心の中が溢れて悔しい、ムカつく、羨ましい。





白濱「A!!!」





ごめんって。って言いながら私のことを抱きしめた亜嵐。




……涼太くんじゃない温もりに触れるのも、もう慣れてしまった。多分涼太くんが私に触れることはないと思うけど、ね、




もしこれが涼太くんだったらと願う事で何もかもが許される気がした。





白濱「A、ごめんね?俺はAが好きだよ、だから落ち着いて?ね?」





綺麗な顔を歪ませて私にキスをした亜嵐。




なんで、なんで私なの。私が好きなのはあなたと同じグループの涼太くんなのに。





『りょ、たく…っ、』





流したいわけじゃないのに勝手に涙が溢れてきて苦しい。




涼太くんの名前を呼べば塞がれた唇。余計息が出来なくなってもっと苦しい。




ねぇなんで私は涼太くんの彼女になれないの。





『涼太くん、っ、…涼太くッ、!!』





届かないと心のどこかで思ってるのに、亜嵐に抱かれているのに、涼太くんの名前を呼ぶ。









……亜嵐を利用して涼太くんのそばにいるのは、最低なことですか___?





.

▽ Alan side→←▽ You side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (119 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
403人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 片寄涼太佐野玲於   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

莉央奈(プロフ) - 内容が残酷で深くてすごく面白かったです! (2019年2月23日 12時) (レス) id: 454ae124db (このIDを非表示/違反報告)
ぴーゆい(プロフ) - 完結おめでとうございます!ラベンさんの作品めっちゃ好きで、このシリーズも最初から読んでました!!!完結したらちょっとさみしいけどずっと応援してます!! (2019年2月19日 19時) (レス) id: ce51d072e7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - このシリーズはじめから読んでてほんとに内容が深くて毎回更新楽しみにしてました、!今回の話がバッドエンドで、自分もバッドエンドの話がけっこうスキなので、余計に更新が待ち遠しいです、、、 (2018年12月22日 14時) (レス) id: c161f68fab (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - コメント失礼します、音子ちゃんはなんのお話に出てくる方ですか?? (2018年9月8日 15時) (レス) id: f7363ed3ba (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新待ってました。お話頑張って下さい (2018年9月8日 13時) (レス) id: 39b5516bcc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ラベン | 作成日時:2018年6月28日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。