【srr】【mfmf】甘々プリンスと冷徹王子【歌い手】

7.冷徹王子 ページ8

さて、次やることは……

藤「Aちゃーん、ちょっと来てー」

『あ、はーい！！』

藤原さんに呼ばれた。声的に玄関の方か。

小走りで声がした方に行くと、藤原さんと彼方が玄関にいた。

『なんでしょうか』

藤「彼方くんの見送りよ」


8:00【彼方の見送り】


藤「これから彼方くん、あと真冬くんもか。2人が出かけるときは見送りするのよ。行ってきます、って言うのね」

『は、はあ』

藤「これも仕事の1つだから。ほらAちゃん、いってらっしゃいって」

嘘でしょ？毎日？担当ってマジキツイ……私はコイツの伴侶になった覚えはねえぞ

そ「そんな嫌そうな顔すんなよ、ご主人様にするツラじゃねえよ」

藤原「Aちゃん？」

藤原さん怒らせると怖いからな……一回花瓶落としかけた時の目がマジだった、あれ壊してたら消されてた

くっ、仕方ない、言えばいいんだろ言えば

『……いってらっしゃい』

藤原「ちゃんと目を見て！」

『あーもう！いってらっしゃい！』

しぶしぶ、顔を上げて彼方から見下されながら言った

そ「…いってきます」




さて、このあとは……


8:05【彼方の部屋の掃除】


嫌いは嫌いだけど仕事は仕事。さーて、掃除するかー

まずは彼方が脱いだパジャマをカゴに入れる、脱ぎ散らかしていくなバカタレ

猫のパーカーとか、かわい…くない、全くかわいいとか思ってないぞー

お次は天蓋付きベッドのシーツと枕カバーを引っぺがす。どうして1人部屋のはずなのにダブルベッドなんだ？枕も2つ……さすがお坊ちゃまは違いますねえ。今は王子でしたか

洗濯するべき物たちを回収して、時間は8:10。次は部屋に掃除機をかけなきゃならない。

部屋は普通の洋室2つ分、確か10畳……っていってもなじみないからよくわからないので調べたら大体
縦横5m弱くらいらしい……ひっろ。さらにそれに加えて、ベランダもあるし物置やクローゼットも掃除せねばならない。


『……終わるのかよこれ』

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1000hitとお気に入り登録32名、過去最高124位、コメントをくださった「宵闇ルア」さんありがとうございました！

作者の都合なんですが、冬休みがもうじき終わるにつれて学業のほうが忙しくなりますので更新頻度が落ちると思われます。

ですので、気長に新しい話を待っていただけると幸いです。コメントの返信は随時できると思います！

それでは次の話をお待ちください……

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