【募集企画】秘密の孤児院【本編】

なんで俺… 【大和】 ページ35

目をゆっくりと開ける
視界がぼやけ何も見えない
みんなバタバタしてる
どーしたんだろ

「あれ…なんでベットの上に…？」

自分の部屋についた覚えも
全くない
視界が見えてきてすると
みんながいた…
起き上がろうとすると
さらねぇが

「起き上がらないで！ゆっくりしてて」

という俺寝てるだけだよな…なんでだ？

「なんで…？俺遊びたいんだけど」

もう眠くないし勉強も一応がんばった
もしかしてまた怒られるのか…？
もっと頑張らなきゃいけないんだな…

「違う！大和熱あるんだから安静にしてなさい！」

えっ俺熱あるの
マジかよ確かにみうが言ってたけど
違うと思ってたし

「俺自分でここにきたっけ」

全く覚えもないてかみんないるし
ぬいぐるみ置いたまんまだし最悪だ

「はるあが連れてきてくれたの！大和が倒れるから」

あーまた迷惑かけちゃったよ
行けると思ったんだよなー

「ごめん…あれ…はるあは…？」

お礼を言おうとしたがいない
なんでこういう時にいないんだよー

｢今でてったよ多分気持ちを落ち着かせてるんだと思う、大和のためにずっといてくれてずっと泣いてたんだよ！もう！｣

そっか……後でちゃんとお礼言わなきゃな…
するとはるあがきた！

｢あっ……！はるあ！あのさっき…誰、後ろの人｣

全く知らない人がいるなんでだ？なんで入ってこれたんだ？

「紗良さん、妹さんが来たよ」

さらねぇの妹……？妹なんていたの？
なんで急に来たんだ？
たくさんの疑問が浮かぶ
ほんとによく分からない
まあとりあえず黙っとこ…

再会【紗良】→←泣かない【春亜】

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