二十五 ページ25
坂「お祭りだぁ?」
神「そうアル!!つっきーと晴太と日輪と私たちで行くネ!」
坂「んー、いいけど金ないからなー、1人500円だぞー。」
朝から神楽は元気に「お祭り!」と叫んでいた
銀時も心做しか楽しみそうに見えた
『お祭りって花火とかあるって聞いた』
坂「おーよく知ってるじゃねーか」
『まぁね』
一度だけ話を聞いたことがある
あの人から
«花火っつーもんはな、空に花が咲くんだ。大きな音を立てて勢いよく花が光り輝きながら咲く。意識が持っていかれるくらいに綺麗で…»
あの人があんなに言うんだもの
相当綺麗に決まっている
神「A!浴衣を着るアルヨ!」
『ゆかた?』
神「着物みたいなものアル!」
お祭ってそんなに特別なものなのか
浴衣というものにいちいち着替えて
ここも大変だなとつくづく思う
志「おはようございまーす。はい、神楽ちゃん!姉上から浴衣2着貰ってきたよ」
神「サンキューぱっつぁん!」
神楽は新八から大きな袋を受け取ると
私の手を引っ張り寝室へと向かった
神「よし、さ、着るアル!」
『こ、これきつい…』
神「それを我慢してこその浴衣アル!きっとぎんちゃん惚れるに決まってるネ…!にしし…」
ニコニコと微笑む神楽ちゃんの可愛さに私も思わず笑みがこぼれる。
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作者名:沙也加 x他2人 | 作成日時:2018年9月30日 13時