君が為【芥川 龍之介】

帰宅(夢主side) ページ9

あの後家に帰った私はまず、故人を弔った。

そして簡単に食事を済ませ、家の掃除を始めた。

何しろ広い。大変だ。よし。魔法使おう。

まず埃を払う。上の方にもだいぶ溜まっている。

埃は全て払った。床に2,3cmは積もっているだろう。

其れらをタイル張りの床に風魔法である程度集め、炎魔法で燃やす。

次は廊下などフローリングの水拭きだ。家全体に水を撒き散らす。

モップを持って、しっかりと拭く。此ればかりはどうにもならない。

畳には水で湿らせた新聞紙を千切って撒いておく。此処が終わったら畳の部屋の掃き掃除をしよう。

フローリングはなんとか3時間で終わった。因みに私はベット派だ。

畳は掃いたところボロいのがいくつも出てきた。買い替えよう。もうこの際全部替えよう。

障子はまた別の機会に張り替えよう。

ゴミが多過ぎる。ゴミ袋3つ分て。畳合わせたらとんでもない量になるな。どうしよう。

終わった時はもう6時間は経っていた。

晩御飯の買い出しへ行った。
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帰って来たのが久し振りだった為調味料なども全て買い換えた。

米なども買った為物凄く重かった。

今日は牛肉が安かったから芋煮にした。

我が家のレシピでは舞茸も入っている。その方が美味しい。

ゴミ、どうしよう。芥川さんの羅生門って悪食だったから食べて貰えないだろうか…怒られるかな？

そんな事を考えながら夕飯を食べた。一人で食べる夕飯は、味が余りしなかった。

明日は何時に行けば良いんだろうか。まあ、早寝に越したことはない。

風呂掃除はさっきやっておいたからお風呂沸かしておこう。

食器洗いは沸かしてる間に済ませよう。

そう思ってボタンを押しておいた。すると携帯から呼び出し音が鳴った。

電話…ではなくメール。芥川さんからだ！

文面には

《明日8:00にマフィア入り口前に来い。僕の部下とも会わせる予定だ。その後任務に向かう。
詳しくは明日話す。遅れるな。》

と其れだけ書いてあった。芥川さんの部下ってどんな人だろう。なんか怖そう…

取り敢えず

《了解しました。お疲れ様です。》

と返しておいた。

家からマフィアまで15分くらいで着くから7:40に家を出よう。

洗い物済んだらお風呂入って早く寝よう。
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支度を済ませてベットに寝転がったら少し泣きそうになった。

ただその前に今日色々あったせいか眠ってしまった。

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