君が為【芥川 龍之介】

不吉の予兆 ページ32

ーーAsideーー
今日は任務が上手く行った為、機嫌が良かった。但、派手にやり過ぎた為魔力の残量が少ない。

慥か鼻歌混じりにスキップで家に帰って居たと思う。可愛い黒猫を見られたから尚更だ。

其の為、周囲への警戒が疎かになって居た。自分の強さの過信も有っただろう。

背後から誰かに殴られた。咄嗟に雷を放ったが当たったかも分からない。

最後に見たのは暗雲の立ち込めた空だった。
ーーNo sideーー
機嫌の良さそうな女を屈強な男が殴った。女から雷の様な物が放たれた。

男は消し炭となり、女は倒れた。

すると何処からともなく灰色のボロ布を被った集団が現れ、女を連れ去った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ーーAsideーー
此処は何処だろう。私は…連れ去られた？目隠しが有るからきっとそうだ。

椅子に座らされて、手首足首が鎖で繋がれている？腹部は縄で縛られている様だ。

気配を探る。見張りは2人…恐らく此れから拷問だろう。

魔力は残り少ない。いつもの様に切り抜けるのは無理だろう。

だとしたら、拷問されても良い様に魔力消費の少ない痛覚無効化を掛けよう、こっそり。

『〔痛覚無効化〕……ぅ、んん？此処は…』

モ「此処は15番倉庫だ。質問に答えて貰う。ポートマフィアの遊撃隊員、手荒な真似はさせるな。」

顔の横を刃物が通り過ぎた。目隠しがひらひらと落ちる。

『私が遊撃隊員という事は知れ渡っている様ですね。
私を攫ったのは幹部との関わりが有ると分かっての事ですね？
そして私を救出に来た幹部やら何やらを迎え撃ち皆殺し。そして私も殺すつもりでしょう。』

モ「ならば、此奴の異能力は何だ。」

写真を見せられる。芥川さんだ。殺戮特化としか伝わって居ないか。

『…ご想像にお任せします。』

モ「答えろ。まずは殴る。何度も殴って駄目なら次はナイフだ。」

『ご想像にお任せします。』

ごすっ、という音。頰を殴られた。口の中が切れたのだろう。血生臭い。

モ「ならば此奴の異能力は何だ。」

中也さんだ。幹部なら知られててもおかしくないのに。此奴ら莫迦？

『何ですか知ら無いんですか。情報をきちんと集めておいた方が良いと思いまッツ』

ザクッと嫌な感触がする。舌を噛んだ。血がドバドバ出ている。喋ってる途中に殴るのは無い。

『まさかこの程度で喋る輩しか相手にして来なかったんですか？
マフィアはこんなんじゃ喋りませんよ？』

モ「ならばこれ以上の地獄を見せるまで。」

奴の手でナイフが光った。

其々の気持ち1→←結果(夢主side)

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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