君が為【芥川 龍之介】

遊撃隊(夢主side) ページ2

今日の任務は敵組織支部の壊滅でしたっけ？

まあ、芥川さんがいるなら大丈夫。

『芥川さん、そろそろ時間ですよ？』

「ああ、今行く。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いつも通り、敵地へ乗り込むときは、芥川さんが扉を破る。

「死を惧れよ、殺しを惧れよ、死を望むもの、等しく死に、望まるるが故に…」

血の匂いが辺りに充満する。

基本的に芥川さんが粗方消し、私が残党の息の根を確実に止めていく。

あーあ、骨のない奴等。今日は此奴等の所為で、面倒な仕事が増えた。

苛々して居た為その辺に転がって居た骸を蹴飛ばしてやった。

こうしてマフィアの夜はふける。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
終わったようで、芥川さんがこっちに来る。

「帰るぞ。」

『はい。』

そんな言葉をかわして帰りの車に乗り込む。

唐突に芥川さんが話を振って来た。

「なぁ大内、僕等があの時会ったのは偶然だったのだろうか…」

私は気の利いたことを返せなかった。

『…わかりません。でも、いつか…わかる時が来ると思います。』
ーーーーキリトリーーーー
短くなってしまいすみません。

次からは出会いの過去編で、この話の半年前の話となります。

出会い(夢主side)→←プロフィールとか

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