20話 ページ4
真壁君と会って、あたしとはじめちゃんは警部たちがオーナーを犯人として捕まえたと聞いた。
真壁「だいたい俺はオーナーが犯人だと思ってたんだ。カゲツを見たのはオーナーだけだからね」
自信満々にそんな事を言う真壁君の後に続いていると、警部と向井刑事が部屋から出て来た。
あたしとはじめちゃんはそれを見て、声をかけてくる向井刑事と警部を退けてダイニングルームへと入る。
剣持「金田一君、鈴蘭さん、今度の事件は君達の出番はなかったようだね。黒沢は2つの殺人を認めたよ。見ての通り、証拠もおさえた」
向井「こいつは個人的に月島冬子の演技指導をしていたんだ。可愛い弟子の自 殺に対する逆恨み的犯行だ」
一「違うな!」
警部と向井刑事の言葉にはじめちゃんは声を上げた。
一「黒沢さんは犯人じゃない」
オーナーはじっと目を瞑ったままだった。
向井「なぁに言ってるんだ金田一。黒沢は犯行を認めたんだぞ」
一「言い方を変えましょう。黒沢さんはカゲツじゃない」
剣持「何故だね？」
一「黒沢さん。一つ聞いてもいいですか？」
オーナーが頷くことはなかったが、構わずはじめちゃんは続けた。
一「カゲツの部屋に残されていた台詞。あれもあなたが書いた物ですか？」
オーナーはしばらく間があってから「ええ」と頷いた。
黒沢「確かに私が書きました」
一「じゃあ今からあの部屋に行きましょう」
はじめちゃんの言葉であたしたちはカゲツの部屋へと移動した。
壊された窓から入ってくる風が破れたカーテンをゆらす。
一「みなさん、この部屋のメッセージを見て下さい」
剣持「地獄の炎に焼かれよ…」
警部は壁に書かれてある文字を読み上げた。
はじめちゃんが「そうです」と頷く。
一「つまり黒沢さんがさっき言った台詞、「地獄の業火に焼かれよ」は黒沢さんが昔、演出家時代に覚えた台詞です」
オーナーは顔を逸らした。
一「つまり黒沢さんがこの台詞を書いていたとしたら、炎ではなく…業火と書いていたはずなんです!」
はじめちゃんはそう言ってあたしが彼の掌に書いた【業火】という文字を見せた。
何も言わず目を閉じているオーナにあたしは声をかける。
『黒沢さん。どうして罪を被ろうとするんですか？………答えてください、黒沢さん!』
オーナーが目を開けたその時、
美雪,友代「きゃあああああ!!」
友代と美雪の悲鳴が聞こえてきて、あたしとはじめちゃんはすぐに駆け出した。
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、 - それに、夢主の言い方もなんか‥。一人称も「あたし」って‥ぶりっこって感じの女子って感じで‥。初期は見てないですけど‥。これ、見て、見る気萎えました。 (2022年4月30日 17時) (
レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 誤字もあるし‥。はじめちゃんが言ってる台詞も夢主さんが言っててなんか‥。やっぱり、はじめちゃんが言ってる台詞ははじめちゃんが言ってるからいいんであって夢主が‥ってなると‥なんか‥。 (2022年4月30日 17時) (レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - +さん» 夢主の一人称はあたしで統一しているつもりですが、どこかに誤字がありましたか？読みにくいのは申し訳ございません。これでも書き方を変えたのですが。まだ読みにくいですか？ (2022年4月28日 17時) (レス) @page1 id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
+ - 夢主の一人称、｢私｣なのか｢あたし｣なのかどっちですか？私だったりあたしだったりと読みにくいです。どっちかにしてください。間をもう少しあけてみては？読みにくいです。 (2022年4月27日 17時) (レス) id: 3cf6d2002d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぬ - 面白いです。初期のは無かったので凄く嬉しいです。お忙しいと思いますが更新頑張って下さい。 (2020年6月5日 11時) (レス) id: b4494ecc1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2019年10月12日 19時
