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ある日突然 ページ10

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you-side





入学してから、早2ヶ月が経過した。





あれから、たくさんのことを知った。



恵は、影を媒体とした式神を使うこと



学長や硝子さん、2年と3年の先輩達のこと



補助監督の伊地知さんのこと


そして彼が過労死しそうだと言われているのは、
お兄ちゃんが原因の一つだということ。



お兄ちゃんに呆れと怒りを覚えたのは言うまでもない。







そんなある日…、





「恵とAには、とある任務を任せたい」




兄からいきなり告げられた、恵との合同任務。




『今回は何処なの?』




そう聞くと、お兄ちゃんは人差し指をピンと立てて言った。




「仙台さっ☆」




『仙台……え、宮城…!? 』



「ハァ、また遠いところまで…」






「特級呪物が、あらまなぁ〜んとビックリ!
仙台の杉沢第三高校の百葉箱にあるらしいっ!」



両手の指をピラピラとさせながら楽しそうに説明する兄。



特級呪物が、百葉箱の中にあるということに違和感は覚えないのか?


それとも、実力と経験値の多さ故に感覚が麻痺しているの?


私と恵は少々困惑しながらも兄に詳細を聞いた。






『…その特級呪物はどういうの?』




「両面宿儺の指さ」







兄のスマホ画面に映る両面宿儺の指の写真。


恵と二人で画面に近づき、まじまじと確認する。

こんなゴツゴツしていて気持ち悪い物が…、





『呪いの王の指が百葉箱に…??』



「文面やべぇな、それ」




正直、驚きとシュールさを感じずにはいられない。



『回収して提出すればいいんだよね?』


「あぁ。特級呪物は上の人たちが管理するものだからな」


『まぁ当然と言えば当然か〜…』


「……」



「まっ!そういう事だから。頑張ってね!」


『え、ちょっと…お兄ちゃ_』


恵と私が困惑している間に、
お兄ちゃんはいつの間にかスマホをしまっていて、
手をヒラヒラさせて何処かへ行ってしまった。





1人で溜息をつく。隣にいる恵は、

スマホを開いて新幹線の時刻表を確認していた。




『簡単そうに言ってくれるなぁ…』


「いつも通りだろ。それに、百葉箱に
保管されてるだけなら実際簡単だしな。

…夜には向こうに着いておきたい。ある程度準備したら出るぞ」



『了解〜』







それから数時間経ち、私達は仙台へ向かった__

仙台へ→←面接



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(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (7月8日 15時) (レス) @page33 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 絵がうますぎます! (6月8日 6時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
松野星月(プロフ) - 続き楽しみ!早くみたい (2022年12月30日 12時) (レス) @page37 id: 7e5eb61c5c (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 最後不意打ちでナナミンの「シスコンはクソだ…」にまじで吹いてしまいましたwww笑いを提供してくれてありがとうございます! (2021年12月28日 22時) (レス) @page48 id: dd9bdc737b (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ariaさん» 笑ってもらえて良かったです!笑笑 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 6023f727dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:saya20071025 | 作成日時:2021年1月21日 20時

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