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喜久福 ページ22

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no-side




Aを預けられた伏黒は、体痛てぇ…と溜息をつく。



"「ちょいとよろしく〜。蝶よりも花よりも丁寧にね」"

"「…はぁ」"



眠っているAの顔を見ながら、これで自分の顔の良さを自覚してないんだもんな。と回らない頭の隅で考える。




「…ん〜」


虎杖をこれでもかとガン見する五条。




「……見えてんの?」


「んん〜??」


まじまじと近距離で虎杖を見つめる。





「ははっ、本当だ混じってるよ」



五条は「ウケる」とだけ呟き、虎杖から離れた。




「体に異常は?」


「特に」


「宿儺と代われるかい?」




虎杖は「スクナ?」と首を傾げる


五条が「君が喰った呪いだよ」と言うと、虎杖は納得して、「多分出来る」と返した。




脚を広げ、軽い準備運動をしながら五条が言う。



「じゃあ10秒だ。10秒経ったら戻っておいで」



「でも…」と躊躇った虎杖だが、「大丈夫、僕最強だから」と言われ、その言葉を信じて代わることにした。







「恵、これも持ってて」



急にバサッと紙質のある音がする物を投げ渡される。



「これは?」


紙袋の中を軽く覗くと、大きめの箱が入っていた





「喜久水庵、喜久福。仙台名物、超うまい!
僕のオススメはずんだ生クリーム味!」



そう楽しそうに話す五条と、人が死にかけてる時に土産を買ってルンルンでやってきた五条のサイコパスじみた行動に、伏黒は雷を撃たれたかのような衝撃を受けた。


そんな伏黒を見て「土産じゃない!」と割り込む五条。




「僕が帰りの新幹線で食べるんだ〜」


口を尖らせて話し続ける五条の後ろで高く飛びかかる人影。




伏黒が「後ろ!!」と叫ぶと同時に、建物が破壊され煙がまう。



目の前が鮮明になると、伏黒の目の前には宿儺が目をギラギラとさせて固まっていた。


固まっている宿儺の上には、先程まで喜久福の話をしていた五条が座っている



こんな状況にも関わらず、この男はまた喜久福のことを話し始めた





「喜久福はAも好きなんだよね。帰りで分けてあげようかなぁ。それとね、喜久福は__」




話を遮るように、宿儺が攻撃を仕掛ける。






だが、この男は【最強】だ




呪いの王の攻撃を、いとも簡単に避け続ける


そして、王の後ろまで来て耳元で囁いた。






「Aの話をしてる途中なんだけど…まぁいっか。


…生徒の前なんでね、


_カッコつけさせてもらうよ。」




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私情。→←食べちゃった



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(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (7月8日 15時) (レス) @page33 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 絵がうますぎます! (6月8日 6時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
松野星月(プロフ) - 続き楽しみ!早くみたい (2022年12月30日 12時) (レス) @page37 id: 7e5eb61c5c (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 最後不意打ちでナナミンの「シスコンはクソだ…」にまじで吹いてしまいましたwww笑いを提供してくれてありがとうございます! (2021年12月28日 22時) (レス) @page48 id: dd9bdc737b (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ariaさん» 笑ってもらえて良かったです!笑笑 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 6023f727dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:saya20071025 | 作成日時:2021年1月21日 20時

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