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有「萌とさ、これからも友達でいてやってよ?
あいつ、悪気があった訳じゃないんだし。」




そっか。大貴は全部知ってるんだ。


裕翔先輩のことも。萌が私のことを友達と思っていないことも。




そりゃ、そっか。彼氏だもんね。




「うっさいなあ。言われなくてもわかってますう!」




有「ほんとかよ。笑」




そう言ってまたもってた漫画に目を通す大貴。




そう言えば、この人はなにをしにきたの?




萌とのことを確認しに来ただけ?





それだけで、部屋に入ってきたの?




なんだ。ちょっとでも期待した私がバカみたいじゃん。




2人はラブラブなんじゃん。





「話し終わったんなら帰ってよ。」




有「え。まって。この漫画読み終わってから〜。」




「その漫画なら貸すから!話し終わったんなら帰って。」




有「は。?」




大貴の背中を押し、ドアの出口まで連れていく。




有「ちょっとまてよ!おい、」




「返すのはいつでもいいから。」




有「そういうことじゃなくて。」




「もう、いいから帰ってよ!」




大貴の背中を力いっぱい押し、大貴を部屋から追い出す。




でも、私の力じゃビクともしなくて。なかなか、部屋から出ていってくれない。




それでも押し続けていると、しびれを切らしたのか大貴が私の腕をつかみ、




有「帰るわけには行かねえの!……まだ話は終わってないから。」




「え…?」




萌とのことを聞きに来ただけじゃないの?




有「いちばん大事なこと、まだ伝えてない。」




なんでよ、そう言いたかったけど声が出なかった。






大貴の真剣な顔から目が離せなかった。






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オムライス(プロフ) - 橙猫さん» ありがとうございます!!そう思っていただけて嬉しいです!!更新なるべく早くできるように頑張りますね! (2019年7月23日 19時) (レス) id: c59702fb89 (このIDを非表示/違反報告)
橙猫(プロフ) - 切ないんだけど、何故かキュンとするこのお話が大好きですっ!更新頑張ってください! (2019年7月23日 16時) (レス) id: f439995fb9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6ed377ec8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おむらいす | 作成日時:2019年7月17日 22時

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