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「だから、謝って許されるなんて思ってない。ずっと黙ってたのだってしょうじき罪悪感があった。でも、今更かもしれないけど。ほんっっっっとうにごめん!」




目の前の萌の顔は涙で滲んで見えない。でも、萌も泣いているのはたしかに分かった。




萌「ごめ、ごめん!謝るのはこっちだ……。私、そんなこと知らなくて。てっきり柚香が先輩をとったのかと思ってて……。」



「そんなわけないじゃんかあ……。」



2人でしばらく泣きあってると、周りからの視線が痛いことに気がついた。



あ、そうだった。ここカフェだった。




萌「でよっか。笑」



「そうだね。笑」



お会計をして、私たちは公園に移動した。



ーーーーー



ベンチに座ってお互いたわいもない話をしあう。



しばらく話しているといきなり萌が真面目な顔になった。



萌「柚香ごめん!ほんっとうにごめん!」



「え、もういいよ!謝るのはこっちだよ。」



萌「ちがうの!私ひどいこと思ってて……。」



「え、?」



萌「今まで柚香のこと友達だと思ってないとか。柚香のこと嫌いとか。あと……大貴のこととか……。」



「え……?えっと……。その。」



まって、話に頭がついていかない。え、私の事友達と思ってない……?



「あ、あの。萌「ほんっとうにごめん!わたし1年の頃からずっと恨んでて、私の家事情のこととかあって。勝手に柚香は最低な人って思ってた。」あ、うん…。」



萌「でも今はちがうから!ほんとに。あのことは誤解だってわかったし。だから、ごめんね?」



「い、いいよ。もとは私が悪かったんだし。」



萌「大貴にも怒られたや。」



「え?」



なんで、大貴?



萌「柚香はそんなことする人じゃないって。そんなの萌が1番わかってんだろ!って。」



「大貴……。」



それを聞いてなんだか、大貴に会いたくなった。


てか、ばかじゃないの?彼女の前でなあに幼馴染庇ってんのよ。



萌「……大貴のことほんとにごめん。」



「え、?なんで、。」



萌「知ってたのに付き合った。柚香の気持ち。
1年のときに、柚香に私と同じ思いをして欲しくて、だから大貴と付き合った。」




「え、え、あ、そう、なんだ?」



さっきから話がついていけなくて…。



え、まってまって。




「萌、私が大貴を好きな事なんで知ってるの!?」




萌「は?見てればわかるわよ。」




なに、私ってそんなにわかりやすいの!??




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オムライス(プロフ) - 橙猫さん» ありがとうございます!!そう思っていただけて嬉しいです!!更新なるべく早くできるように頑張りますね! (2019年7月23日 19時) (レス) id: c59702fb89 (このIDを非表示/違反報告)
橙猫(プロフ) - 切ないんだけど、何故かキュンとするこのお話が大好きですっ!更新頑張ってください! (2019年7月23日 16時) (レス) id: f439995fb9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6ed377ec8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おむらいす | 作成日時:2019年7月17日 22時

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