43話 EHside ページ47
どうもヒョクチェです！
僕とその他もろもろのメンバーは仕事が終わってチャッチャと出ていったドンへのストーキングしてます。
僕はやめろって言ったよ←
でもちゃんと仲直りしたか気になるし…
「うわ、チューしてる。やらしい。リア充やだー。」
こらリョウク。声がでかい。
「あー。僕のAちゃんが…。あんな大人なキスを…」
トゥギヒョン。ヌナはヒョンのものじゃないよ？
でもたしかに…こんな公共の場であんなラブシーン見せられたら…
「俺らまで照れてくるよなぁヒョクチェ」
と俺の考えをまるまる当てるヒチョリヒョン。
「あ、ヒョン…まぁ、照れるよね笑」
「まぁ仲直りしたならヨシ。帰るぞ。」
そう言ってテクテクとドンへとヌナがいる方へ歩いていくヒチョリヒョン。
確かに帰るにはそっちに行かなきゃだけど！
空気読んで！ヒョン！
「ちょ！ヒチョリヒョン！！」
と叫んだ時にはもう手遅れ。
「い、いやぁぁぁ！ヒチョル！？」
と言うヌナの叫び声が聞こえた後でした。
「ちょっと！邪魔しないでよ！ヒョン！」
「うるせぇ！こんな人の通るところでラブシーンしてんじゃねぇ！ばかドンへ！」
「ら、ラブシーンって！ヒチョルまさかあんた全部見て…」
「あ？俺だけじゃねーよ。」
ほれ。とヒョンが指を指した先には一人前に出ている俺と、壁際にトーテムポールのように並んだメンバーたち。
それを見てわなわなと震えるヌナ…
「あ、あの、ヌナ？そのー、ごめんね？」
とヌナを慰めるように謝る俺。
なんで俺だけ謝るの？←
「ひ、ヒョクもみんなも…しばらく変な服にしてやるんだから！！もうしらない！！」
行くよどんへくん！そう言ってタタタッと駆け出していってしまったぬな。
それをデレデレとした顔で「ぬなまって〜」なんて言って追いかけるドンへ。
「ほら、仲直りしてんじゃねーか笑」
心配しすぎだお前はと言ってポンポンっと頭をなでてくるヒチョリヒョンはやっぱり大人。
メンバーもヌナに怒られて目が覚めたのか
「はやくかえろー」の一点張り。
「ほら、早く帰るぞ。」と言うヒチョリヒョンの一声でみんな一斉にあるきはじめる。
「ほら、早く行くぞ！」
ヌナたちが走っていった方向をボケっと見つめていた俺にヒチョリヒョンはそう声をかける。
「うん、今行く。」
そうヒチョリヒョンに言って俺はみんなの方へと歩き始めた。
後日、俺達の衣装がおかしいとエルプの間で騒ぎににったのはまた別のお話。
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作者名：ありんこ | 作成日時：2015年12月11日 17時
