検索窓
今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:242,575 hit

28話 ページ30

ブーブーブー

「ん…あ、さ…。」

ケータイをゴソゴソと探し、ブーブーブーとなるアラームを止める。

部屋の暖房をつけづに寝たせいか、かなり部屋が冷え込んでいて、布団から出たくない。


「寒…お風呂入んなきゃ…メイクも落として…朝ごはん作って…」


やることが多すぎて起きるのが面倒だ。

「仕事、行きたくないなぁ…」

そう呟いてチラッとケータイを見ればメッセージが1件来ていた。

「あ、そいえば寝る前に音がなってた気が…」

仕事かな?それともヒョクチェか、ヒチョルかもしれない…


とりあえず、見ておかなきゃ。

そう思ってメッセージを開けて、思わずケータイを落としそうになった。


「う、そ…でしょ…?」



なんで、どうして、今更?

昨日あんなことがあったのに、どうして?


「なんで、ドンへ君が私に…?」

まさか別れようとか?

考えるだけで手が震える。

だけど、どう考えたってそれしか思いつかなくて。

震える手でメッセージを開けば



すごく短くて、ありきたりだけど

彼らしくて、暖かい言葉が書かれていた。



『4ヶ月目だね。ヌナ、愛してる。』

「覚えてて、くれたの?」


昨日あんなに泣いたのに、また涙が出てきて

「ドンへくん、ドンへくん…」



彼はずるい。

離れようと思っていたのに、私の心をこんなにも簡単につかんでしまう。

「ドンヘくんは、ほんとに悪い男だ…。」


やっぱり私は、彼から離れられない。

29話 EHside→←27話 DHside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (122 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
350人がお気に入り
設定タグ:SuperJunior , ドンへ , Donghae
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ありんこ | 作成日時:2015年12月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。