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22話 ページ24

ヌナに告白したのは、知ってのとうり俺からで。

小さい体でパタパタと走り回る綺麗なヌナに俺は恋をした。


最初は、全く相手にしてもらえなかった。

________

「ねぇ、ヌナ?」

「ん?なーに、ドンへくん?」

「俺、ヌナのこと好き。」

そう言うと、ヌナは顔を真っ赤にさせて

「私ね、彼氏いたことないのよ笑だからそーゆーの勘違いしちゃうよ?笑」

そう照れたように言ってそそくさと俺の元を離れていった。


後ろの方でメンバーたちが

「あ、ヒョン振られてる。」
「あー、ドンへ挫折か爆笑」
「やー爆笑Aは俺のだぞドンへ!」

とか沢山冷やかされた…笑

実際振られるのは初めてだったから、余計に燃えてきて


ヌナに会うたび会うたび


「ねェヌナ!そろそろ本気って気づいてよ!」

「もう!そんな軽い告白信じないんだから笑」


ヌナに俺のこと信じて欲しくて

「お願いヌナ。俺のこと信じて。」

「ドンへくん、誰にでもこーいうことしちゃダメなのよ?」

何度も何度も告白して


およそ20回目。


「ヌナ…。愛してる…」

「…初めて、ちゃんと告白してくれた笑」

そう言えば、信じて、とかしか言ってなかったかななんて今更気づいてポカーンとした顔になる。

そんな俺にくすっと笑いながらヌナは遠慮がちに俺の腰に手を回して

「私も、ドンへくんが好き…。」

確かにそう呟いた。


俺はあまりに驚きで、ヌナに抱きしめてもらっていることなんて頭から吹っ飛んで


「ヌナ、ほんと!?ホントのホントに俺が好き!?」

そう言ってヌナに詰め寄って問い詰めた。

「…ほんとに好きに決まってるじゃない笑」

そうふわりと笑うヌナに見惚れて

自然とひきつけられるように重なった唇。

チュッと可愛い音を立てて離れた唇。
少し名残惜しくてもう一度…と顔を近づければ

「ふぁ、ファースト、き、キス…」

と顔を真っ赤にして口を抑えているヌナがいて

そんなヌナが可愛くて

ヌナの初めてが俺だということが嬉しくて

ヌナの手をそっとどけて



もう一度、今度はヌナの唇を確かめるように



ヌナの唇へと自分の唇を落とした。

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作者名:ありんこ | 作成日時:2015年12月11日 17時

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