story 6 ページ7
主人公side
目覚めるといつもの天井が目の前にあった
『ふあぁ〜』
母「A〜、起きな……て、あら?珍しいわね。起きてる」
『ん。すぐ下いく』
二度寝をせずに起きたのはいつぶりだろう
久しぶりの目覚めの良い朝だ
『あ、そだ。忘れてた』
昨日真と連絡先交換したんだ
朝、昼、そして最後寝る前に現状報告をする事になったんだよね
何てったって
"陥れる"って言っても私はまだ初心者
サポートして貰わないと気が気じゃないからな
『もしもし、真?今起きた。今日は取り敢えず、吹っ切れたから自由に過ごしておこうと思うよ』
花宮「そうか、良かったな。"アレ"買ったか?」
『うん、買ったよ!
─ボイスレコーダー』
花宮「よし、なんかあったら必ずそれで録れよ」
『了解!!んじゃまた後で』
ボイスレコーダーは買っておけって昨日言われたから、真と別れた後すぐに買ったんだよね
声だけでも充分"証拠"になるしねぇ?
それよりもご飯食べよう
お腹空いちゃった
今日の朝食はサンドウィッチにサラダ
私はブラック珈琲を1杯用意した
お母さん特製のフワッとしたパン生地にシャキシャキのレタスとハムが凄く合っていて美味しかった
やっぱりお母さんのご飯が1番美味しいなって改めて思う
食べて歯磨きをした後、部活用バッグを手に取り家を出ようとした
すると
母「今日は早いのね。何か良い事あった?」
『フハッ、やっぱお母さんには分かっちゃう?でも秘密〜。行ってきまーす!!』
扉が閉まった後、母がこんな事を言っていたのを私は知らない
母「あの子…あんな笑い方してたかしら…?」
──────────────────
『行ってきまー…ってあれ
…さつきと、…黒子君?』
家を出ると、目の前にはさつきと最近一軍に入った黒子…テツヤ君?が立っていた
『…なんか用かよ』
少し嫌悪を表した言い方だったと思う
私はそれくらいバスケ部メンバーを嫌いになりかけていた
でもさつきの口から出てきた言葉は思いもよらない言葉だった
桃井「あの、A。私達、Aの敵じゃないからね?」
『…え?』
俯いたままさつきは言う
どういう事??
桃井「私とテツ君…あの時見てたの」
『あの時って、あの時?』
混乱して言葉が上手く出ないせいで、凄く語彙力無い奴みたいになっちゃったじゃん
でも解ってくれたみたいだ
そう答えると二人は事情を教えてくれた
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ルイ - これさいっこうです!続き楽しみにしています!頑張ってください! (2020年9月1日 21時) (レス) id: c97e70c31b (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - え、ナニコレ。めっちゃ好き! あ〜花宮くんがかっこいい(黒バスでは花宮くん推しなんですw)体調に気をつけて更新頑張って欲しいです!続き、楽しみにしてます! (2018年8月27日 16時) (レス) id: db72895e70 (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - チャチャ猫さん» こんにちは、面白いと言って頂けて嬉しいです!最近はこちらに顔を出していなかったので出そうと思います!花宮sideですね、了解です!コメントありがとうございました! (2018年8月3日 18時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
チャチャ猫 - とても面白い作品ですね!花宮sideも書いて頂けると嬉しいです! (2018年8月3日 18時) (レス) id: 2380fa8015 (このIDを非表示/違反報告)
霧月(プロフ) - iceblast5さん» こんばんは、コメント、御観覧、身体のお気遣い有難うございます!楽しみと言って頂けて嬉しいです!頑張ります! (2018年6月18日 21時) (レス) id: 77a041f6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧月、藍伊 x他2人 | 作成日時:2018年5月28日 20時