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噂になりたい #3 ページ44

自室へ戻り、布団に寝る。あと数秒で寝落ち、という時に扉を叩く音がしてハッと目を覚ます。

「どうぞ……」

そう言うと、シャルが顔を覗かせていた。

「ごめんね、ちょっと忘れてたことがあって」

『どうしたの?』と聞く間も無く、シャルが私の元へやってきて屈み込み、静かに唇を合わせる。

「ずっと我慢してたんだけど、コルトピへ抱き着こうとしてるA見たらどうしてもしたくなっちゃった。ごめんね、おやすみ」

早口でそう言うとシャルが部屋を出ようと立ち上がる。そのシャルの手を掴み、こちらへ引き寄せ私もシャルの顔を見つめて唇を合わせる。

私のキスを皮切りに、ちゅ、と触れるだけのキスを何度も何度も繰り返す。一つ、また一つと繰り返す度にどちらともなく、もっともっと、と深く深く口付けていく。
このままシャルの口内へ入り込んでしまおうか、そう思った瞬間、シャルの携帯が鳴り響く。名残惜しいけど、シャルの唇から離れるとお互いなんだか恥ずかしくて笑みが溢れた。

「久しぶりにキス出来た」
「本当だね。ごめんね、休むの邪魔しちゃって」

シャルはそう言うけど、私だってシャルにこうやって触れたかった。

「今日は煩い男共が居なくて良かったよ」
「でもその煩い男共の誰かから連絡でしょ?」
「ご名答、よく分かったね」
「やっぱり、名推理! シャルのことなら何でも分かるよ」

そんなやり取りを少しすると、シャルは部屋を出て行った。
こんな日常がこれからもずっと続けばいいのに。そう思いながら、深い眠りへと落ちていった。

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作者名:咲月 | 作成日時:2020年1月8日 0時

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