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強敵 #1 ページ40

「おぉいA! 頼む、血を飲ませてくれ」
「だぁから今週はもう無理だってんだろうがよ」
「そこをなんとか頼む、A」
「ど、どうしたの二人共血相抱えて……」

ドカドカと大声を出しながら歩くウボォーを制止するノブナガ。今日はいろんな意味でアツイなぁ。

「落ち着いてよウボォー。ノブナガ、何があったのさ」

そうシャルが声をかけると鼻息荒くウヴォーが答える。

「俺の超破壊拳をくらっても息がある奴がいたんだよ、一発の威力が足りねぇ」
「だから今週はもう無理だっつってんだろ、来週でいいじゃねぇかよ」
「いんや、今すぐだ。核ミサイル並の破壊力になるまで念を増やす」

ウヴォーはそう言うけど……困ったな。ノブナガの言う通り今週はもう巻物に念を送ってしまったし、かと言ってクロロさんは不在だから軽はずみに約束は出来ないし。騒がしいウヴォーを黙らせるには一回ぐらい……と思ってシャルをチラッと見ると『絶対だめ』と目が語っていた。

「ウヴォーの気持ちは分かるけど、今週はもうAは巻物の文字出しちゃったからこれ以上は無理だよ」
「ほぅら見てみろ、黙って鍛錬してろよ筋肉バカが」
「ノブナガ、一言余計!」

どうしてこう、わざわざ喧嘩の火種を作るのか……。

「ね、ウヴォー。超破壊拳が核ミサイル並の破壊力になったらさ、誰にも負けない? 絶対死なない?」
「ったりめぇだろ? 今でだって負けなしだぜ?」
「ちょっとA、駄目だよ」

じろり、と私の方を見て釘を刺すシャルだけど、ウヴォーがこんなに懇願するなんて本当に悔しかったんだなって思うから……。

「ね、シャル。クロロさんには内緒で一回だけ、お願い。駄目?」
「だーめ、俺が団長に怒られちゃうし、何よりAまた十二時間も寝たきりになるんだよ?」
「シャル、この通りだ。頼む!」
「シャル、お願い!」

頭を下げ、少し顔を上げ上目遣いになりながらシャルを見ると『はぁ』と溜息を吐きながらも渋々了承してくれた。

.

強敵 #2→←その日のうちに仲直り #3



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作者名:咲月 | 作成日時:2020年1月8日 0時

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