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私の心は燃えている #5 ページ19

「お風呂どうだった? ゆっくり出来た?」
「うん! お風呂からも夜景が見えてすっごく綺麗だった!」
「そっか、それなら良かった。さ、食べようか」

そう言うとシャルは食事に手を付ける。先に食べててと伝えたのに、こうやっていつもシャルは私を気遣ってくれるんだよなあ。

「明日の夜までに本拠地に戻ればいいみたいだから、ゆっくりしてから戻ろう。俺も仕事の疲れ取りたいしね」
「そうだよね……シャル、お疲れ様。無事で良かった」

そう伝えるとシャルは嬉しそうに笑う。

「他の団員が、Aと話せなくて残念って言ってたよ」
「私もだよ……せっかく会ったことない団員にも会えると思ってたのに」

そんな他愛もない話をしながら食事は進む。一週間飲まず食わずだったから、大した量は食べれなかったけど食事の美味しさだけは変わらず感じれる。言わないけど、きっとシャルと食べているからだろうな。

「ふぅ、お腹いっぱい!」
「相変わらず美味しそうに食べるよね」
「へへへ」

広くてふかふかのソファに飛び込み、これでもかと言うぐらいにだらけてみる。

「ね、シャル、巻物はどうなった?」

クッションを抱き抱え、さっき私が寝惚けて言った言葉に触れないようにどうにか話題を振りシャルに話しかける。が、シャルはその質問には答えず私の隣へ座る。

「A」

シャルが呼ぶと、私の名前が特別な物の様に感じられる。この優しくて心地いい声が大好き。

「どうしたの? シャル、巻物……」

話の途中でシャルに抱きしめられ、私の言葉は途切れる。
シャルにこうやって抱きしめられるのは何回目だろう。シャルの腕はごつごつしていて、私の腕とは比べ物にならないくらい頼もしくて、この腕に抱かれると蜘蛛の巣の様に離れられなくなる。

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作者名:咲月 | 作成日時:2020年1月8日 0時

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