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愛未｢あ、A！
日高さん達からの伝言なんだけど、｣
｢あ、うん、何？｣
愛未｢もう、片付け終わったし、
Aちゃん怪我してるし、
直帰していいって！｣
｢え！？そうなの？｣
愛未｢そうそう！
本当はAちゃんどうだったか
直接聞いて知りたいけど
急いで今日、帰って編集作業あるからって
私に伝言頼まれたんだよね。｣
も、申し訳無さすぎる。
そんな大した怪我じゃないのに…
そう思った私は、
｢…そうだったんだ。
愛未、伝言ありがとう！
でも、私、別に大丈夫だし、
今から会社に戻って、｣
と、そう言って
医務室から今度こそ出ようとすると、
ﾊﾟｼｯ
目｢A、日高さん達そう言ってるんだし、
今日はもう安静にしとけって。｣
｢え、めぐ？
いや、別にさ、｣
めぐが私の手を掴んでそう言う。
目｢先生にもさっき、言われたろ。
あんまり左手使わないようにって。｣
｢あ、う、うん。
そうだけど、別に利き手じゃないし、｣
目｢だめだって。
…俺が心配だし、お願いだから
安静にして。｣
めぐがそう私を心配そうに
見つめながら言う。
…そ、そんな心配そうにされると、
｢…う、うん。分かった。｣
そう返事するしかない。
目｢…うん。てかさ、ほんと俺のせいで、｣
｢いやだからさ！
めぐのせいじゃなくて、私が勝手に、｣
と、めぐがまた自分のせいだと
言い始めたので違うのにと思って
私が否定し始めたところで、
愛未｢…おーい。｣
ﾋﾞｸｯ
目・A｢…あ、｣
佐｢…2人ともオイラらがいること忘れてない？｣
岩｢…ほんとに。見えてないよな？｣
と、皆がちょっとニヤニヤしながらも
そう声を掛けてきた。
そ、そうだった！！！
皆居たのになんか恥ずかしい！！
と、私がまた顔が赤くなっていると、
愛未｢ふふ。まぁ、いいんだけどねー！
…あ！日高さん達にもう1つ伝言というか、
お願いされたの思い出した！｣
｢ご、ごめんね…。
え、お願い？｣
愛未｢そうそう！
それで…だから、｣
｢…え？｣
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年9月23日 16時
