歌い手でセンラーの私が幼馴染の身内が○○だった件について 3 【センラ】

対面 ページ28

『あっっっ』


そうだ、お母さんとセンラさん初めて会うんだった。


千羅さん「こんばんはぁ、耀登の従兄弟の折原千羅と言います！
栞菜ちゃんのお母さんですか？」


母「そうです！私は、栞菜の母です！近所ですし、仲良くしましょ！
耀登くんの従兄弟だったんだー！」


千羅さん「そうですね！よろしくお願いします！」



なんか仲良くなったんだけどwww



千羅さん「お母さんは、栞菜ちゃんが『チロル』の歌い手やってることを
知ってるんですね！」


お母さんは、こっちを向いて



母「なんで、千羅さんに栞菜がチロルってこと知ってるの！どゆこと！」



お母さんは、私に叱った。


千羅さん「お母さん、大丈夫ですよ！俺は、絶対にそんなことしません！
なぜなら･･･」


私は、察した。

センラさんの手首を掴んで、

引っ張って、耳に近づけた。



『ちょっと、センラさん！何、バラそうとしてるんですか！』


千羅さん「あ！ごめん！チロルさんってこと？」


『そういう事じゃなくて！』


千羅さん「じゃあ、何や！」


『浦島坂田船のセンラってことをですよ。』ﾎﾞｿ



千羅さんは、余裕ぶった顔で言った。



千羅さん「近所なら、バレるのは時間の問題やろ。」


『でも、お母さん、顔知らないからバレないですよ！』


千羅さん「栞菜ちゃんがチロルさんって知ってることバラしてしまったからな。
あと、お互いに秘密持ってる同士やから、情報流そうとしないやろ。
そんなのやったら、自分にも被害に会うからな。」

『そうですね･･･。』


そして、付け足したように言う。


千羅さん「それに、チロルさんとして、一緒に遊んだり、歌ってみたの許可とか
取るなら、お母さんしか居ないやろ。だからいいでしょ？？」


何その千羅さんの顔。

すごい可愛い。


『もういいです！』

センラさん「わかった！ありがと！」


センラさんは、子供のように笑う。

実は、→←知らない･･･

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