歌い手でセンラーの私が幼馴染の身内が○○だった件について 3 【センラ】

センラさん･･･ ページ19

栞菜side


ｺﾝｺﾝ


『どうぞー』


センラさん「栞菜ちゃん、大丈夫！？」


抱きついてきた。

ビックリした。

顔が熱くなってくる。



『大丈夫･･･です･･･』


センラさん「なんや！俺の前で強がんなゆうたやろ！」


『痛みは、今ないので大丈夫です･･･。』


センラさん「あ！ごめん！足痛かったんだったんや！」



センラさんは、すぐに離れる。



『痛くありませんでしたよ。』


センラさん「それならいいんやけど、階段落ちたんってホンマなんか？」


『はい、落ちました。』



半分、本当。半分、嘘。



センラさん「4週間入院かぁ･･･。きついやろ･･･。」


『きついですね。やりたいことができないですし。』



先輩たちとバスケをしたかった･･･


(((お前さえ！！)))
(((目障り、うざい)))
(((死ねばいいのに)))


急に吐き気がした。

慌てて袋を用意する。



『はぁ･･･はぁ･･･はぁ･･･』


センラさん「大丈夫か！？」


『大丈夫･･･です･･･』


センラさん「水飲むか？」


『ありがとうございます･･･』



落ち着いた。

センラさんに背中をさすられらてる。

安心する。


私の心の黒いモヤモヤを払ってくれるように。

死にたくて→←･･･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す