最後まで一緒にーPart2ー (ページ4)

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49話ページ4

翔side

ふと、目が覚めた。時計を見るともうすぐ6時になる頃を指していたのでもう起きても良いか。と思い、体を起こした。

外は小鳥がチュンチュンと鳴いて……いなくて、雨がザーザー降っていた。

隣にいる潤の方を見るとすーすーと静かに寝息をたてて寝ていた。

起こそうかな？とも思ったが昨日大変なことがあって疲れていると思うから今はそっとしておこうかな。

んー…黙っていくのもなぁー。

あ、メモ置いとこ。

下行ってコーヒーでも飲むかなぁ。

翔「…ゆっくり寝てろよ。」

寝てる潤に声をかけて部屋を出た。

トントントントン

階段降りる音かな？誰か起きてきたかなぁ。

ガチャ

和「あ、翔さん。おはよーございます。…ずいぶんと早いですね。」

翔「おはよ。寝癖すごいよ？笑」

和「ん。…それより昨日潤君と寝たんでしょ？寝れてましたか、潤君。」

翔「よくわかったな。俺が潤と寝たなんて笑
寝れてたよ。ちゃんと。…ただ、自分のせいでみんなに迷惑かけてるって自分のこと責めてたよ。」

和「潤君はなんでも自分のせいにしますよね…。ちょっとでも誰かのせいと思えば少しは楽になることだってあるのに。いつだって彼はそんな事しないですよね。」

翔「そうなんだよなぁ。まぁ、誰かのせいって考えない人に対する優しさは嵐１だな。」

和「ですね。…じゃ、俺、朝ごはん作りますね。」

翔「おう、よろしく。」

ガチャ

智「おはよぉ～。」

翔「おはよ。…起きてる？笑」

智「…うん。」

バフッ

起きてきて早々にリーダーはソファーにダイブ。

この光景、楽屋でよく見るなぁとか思いながらダイニングテーブルに座って少し冷めてしまったコーヒーを飲んだ。

和「しょーさーん！」

キッチンからニノに呼ばれて

翔「んー？」

と軽く返事をして向かった。

翔「何ー？」

朝ごはんの準備はできたみたいでニノは盛り付けるお皿を用意してた。

和「相葉さんと潤君起こしてもらえませんか？もう少しで朝ごはんの準備もできますんで。」

翔「オッケー！」

ニノに頼まれて、2階で寝てる2人を起こしに行く。

コンコンコン

…。

まぁ、寝てるから返事はないだろうね。

ガチャ

翔「入りまーす。…相葉君！起きてー！朝ごはんだよー！」

雅「んぅ。…朝？おはよぉ。」

翔「おはよ。朝だよ！笑ニノがごはん用意してくれてるから起きてリビング行ってね。」

雅「うん、わかったー。」

さて、嵐の中で1番朝の弱い人を起こしにいきますか。