【文スト×名探偵コナン】太宰、正義を目指す。【警察学校組】

６７ ページ19

　
診察室から呼び出しをすると、数十秒で次の患者がやって来た。

　
　
　
　
「どうぞ、お掛け下さい」

　

…あ、確かこの人は有名女優の‥‥

　
　

まぁ、あまり言われたくないだろうし
放っておこうか。
　

　
　

「本日は、右足の負傷に関してでお間違いありませんね？」

　

母「はい。この子ったら、
学校にある木の上から落ちちゃって〜」


　
　
「その際に負傷したと…判りました。
少し見させてもらっても良いかい？大丈夫、痛くないから」

　
　
　
私がそう言うと、少年は長ズボンを上にあげて
負傷した傷を見せてくれた

　
　
　
「骨に異常はありませんね。これであれば、
冷湿布で大丈夫ですので後ほど此方から支給させて頂きます」

　
　

母「ありがとうございます〜。
ほら新ちゃん、お医者さんにお礼っ」
　
　

少年「‥‥‥‥ありがと」
　
　


「仕事だからね。でも怪我しすぎは駄目だよ」
　

　

少年「！うん。おれ、“くどうしんいち”！
センセー、よろしくな！」
　
　
母「母の工藤有希子でーす♡」
　
　

　

「太宰Aです。何かあれば私までどうぞ」
　
　


工藤「あら、いいの？」
　

　
「えぇ。よく分からない医者へ毎度尋ねるより
1人の医者のもとへ行く方が良いでしょう」
　
　

工藤「そうね！それじゃあ今度、お茶に紹介するわ♡」
　

「ありがとうございます。それではお気をつけて」
　

　
　
湿布支給の連絡を入れ、
私は自分のデスクのある部屋へ向かった

６８→←６６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す