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後方支援は中也たちに任せて

私と織田作で侵入する。
 
 

 
 
次々と気絶させて行き、その都度拘束を施す。




 
 

 
幹部たる構成員を拘束して、大部屋へと突入すると

其処にジイドは居た
 
 

 

 
「織田作」


織田「判っている」

 

 
…相変わらず、嘘つくのヘタだねぇ


私は一歩一歩、ジイドへ近づいて行く
 
 

 


「久しいね、ジイド」

 

 
ジイド「貴君の名は太宰で合っているか?」
 

「そうだけど?」
 
 


 


ジイド「以前、風の噂で耳にしたのだ。

 
ポートマフィア幹部のうち一人は少年で

体中、そして右目に包帯を巻き
漆黒の外套を纏った者であるのだと」
 
 
 

 
「では君にいい事を教えてあげよう」
 

 

織田「っ、太宰」
 
 





「僕はポートマフィアを裏切った。今は陽光の当たる世界で
武装探偵社という異能者集団に所属している」
 

 

ジイド「・・・はったりであろう。
 


ポートマフィア歴代最年少幹部という肩書は
そう捨てられるものではない」
 
 

 


「いいや、本当さ。疑うなら確かめてみれば如何だい。

まぁ、部下が全員こちらに拘束されているこの状況で
如何するのかは知らないけれども」
 
 
 


ジイド「・・・何?」
 

 

 
 
 

「君と織田作は嘗て相対し、史上初の“特異点”を生成した。
それがとても名誉なことである事くらいは
君にも理解できるだろう?」
 

 
 

ジイド「‥‥そんな話を続けるのであれば貴君を殺す」
 
 

光のない目で此方を見つめるジイド。
 
 
・・・此処からが面白い所なのに
 

 

 
 

「いいよ。君が知ってるか如何かなど興味はないが

私は本来、ジ殺志願者なんだよ。
あの生意気な蛞蝓である元相棒以外にならば

誰に殺されても構わない」
 
 
 


ジイド「…可笑しな奴だな」
 

 
「そんな言葉、言われ飽きたよ」
 
 

 

ジイド「であれば、
直ちに貴君を殺して確かめてみようか」
 
 
 

「・・・出来るのならね」

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響輝@お気に入り180人突破ベリサンキュ(プロフ) - Blackさん» コメントありがとうございます!これからも応援お願いします! (2022年6月1日 17時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
Black - 応援してます! (2022年6月1日 17時) (レス) id: 45fea12ca1 (このIDを非表示/違反報告)
Black - 織田作…良い(何が) (2022年6月1日 17時) (レス) @page11 id: 45fea12ca1 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@お気に入り170人突破ベリサンキュ(プロフ) - 焼き鳥さん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります!! (2022年5月28日 22時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鳥 - 続編おめでとうございます!めっちゃ好きです!更新頑張ってください!! (2022年5月28日 21時) (レス) id: 75b16bd97f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:響輝 | 作成日時:2022年5月24日 15時

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