送迎 ページ10
五「はーい、集合！
そこの二人は引き続き鍛錬してもらって…棘、ご指名。
君に適任の呪いだ。ちゃちゃっと祓っておいで」
棘「しゃけ」
乙「ご指名‥‥」
パ「棘は１年で唯一の二級術師。単独での活動も許されてんの」
乙「へぇ…すごいなぁ」
希(お前特級じゃん)
五「憂太も一緒に行っといで。棘のサポートだ」
乙「サポート…」
五「ってよりは見学だね。呪術は多種多様
術師の数だけ祓い方があると思ってくれていい」
「棘の“呪言”はいい例なんよ。
実戦で見て学んできいや」
乙「は、はいッ」
「私も送迎の車が同じやからね。途中までやけどよろしく」
五「呪いを解くならまずは呪いを知らなきゃね」
集合場所＿＿＿＿＿＿＿
乙(初めての実践…いや、２回目か？緊張するなぁ‥‥)
ありゃりゃ、乙骨くんガチガチや
五「A」
「ん、何や？」
五「絶対帰ってこいよ」
「いやいやいや、今回はそこまで云うほどのモンやないでしょ。
そういうのは乙骨くんに言うたげ。私には似合わんわ」
五「そお？」
「たかだか２級の討伐。余裕やし」
五「………そっか」
私は一足先に車へ乗り込む
「伊地知さん、よろしくお願いします」
伊「こちらこそ。いつもお疲れ様です…」
「アッハハ、それなら伊地知さんの方が似合うでしょう」
笑ってからチラッと外を見ると、棘が片手をあげて固まってる。
・・・大方、乙骨くんが
おにぎり後まだ理解しきれてなくて何かあったんだろ
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作者名：響輝
| 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/item/satomiin/1626775701
作成日時：2022年2月5日 18時
