月夜の蝶【鬼滅の刃×ブラッククローバー】

姉の気持ち、家族の願い ページ13

カナエ「しっかりしなさい、花柱・栗花落泉莉」
　


カナエ姉さん…
　


カナエ「一度護ると決めたのならきちんと護りぬきなさい。
　
本来ならば、しのぶはもう…」
　


だけどね、姉さん。
　


私もう二回も童磨(アイツ)と闘ってるの。
　



前回もね、今ない“魔法”っていうのがあったから勝ててね
　


今はもう…しのぶ姉さんとカナヲ姉さんを護れそうにないの

　

カナエ「知りません。立って刀を握り、立ち向かいなさい。

貴方はもう昔とは変わったはずです。

虐められていた時、アオイたちに助けてもらって
その後何を決心したのですか」

　

『ッ』

　

カナエ「…大丈夫、姉さんたちがついてるわ。
　
しのぶとカナヲを…任せたわよ」
　

　


そういってカナエ姉さんは消えた。
　


　

　


私は立ち上がって顔に飛んでいた血を袖で拭い、刀を握る。

　

童磨「すっごぉ〜いっ！
立てちゃうの〜？えぇ〜！？俺の攻撃、効いてないのかなぁ？」
　
　

『っ・・・』

　

童磨「あ！
でも、苦しそうな顔してるね…しのぶちゃんたちは動けそうにないし…
　
君からやってあげるよ！」

　

　


近づいてくる童磨の頭上にひびが入る。
　


そして
　


　


　


　

　


　


嘴平「どぉありゃアアアア!!!
天空より出でし伊之助様のお通りじゃアアア!!」
　


　

しのぶ・カナヲ・泉莉童磨「「「『！？』」」」
　

嘴平「ドンピシャじゃねぇか鴉の道案内はよォ！！
勝負勝負ゥ！！！」

　


　


　

『嘴平くん…！！』
　
　



　
　

彼の登場は変わらずで、良かった・・・

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