【転スラ×文スト】人類統括者は最強最古の魔王様。 (ページ3)

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転移先は異世界だ。
　

いつも誰かの気配を感じていると
息も詰まるからな。
　
　

　

…まあ
　
　
　
　

「お、やっと来たのだ!!」
　

「Aー!!」

　
　
ここでも同じだが。

　
　
　

　
　

　
　

「何してるんだ、ラミリス、ミリム」
　
　

満面の笑みで近寄って来る

友人兼同じ魔王の二人を見える。
　

　

脳内ではスキルであるラファエルの声が。
　
　

　
　
〈おかえりなさいませ、主様(マスター)〉
　
　
(ああ。来訪者はこの二人だけ？)
　
　

〈いいえ。たった今、
個体名ギィ・クリムゾンが到着しました〉
　
　

今かい…。
　
　
　

　
　

　

　

「お、ギィも来たのだ！」
　
　

　

私が振り返ると同時に頬を包まれる。
　

そして自然と合う視線。
　
　

　

　

「何か用か？」
　
　

「今回の御帰りは随分と遅かったな？」
　
　

　

　

体勢はそのまま、顔を近づけながら言うギィ。
　
　

　

「問題は無いわ。

ただ少し酒が美味だっただけよ」
　

　

「…そうか」
　
　

　
　

　

　

何故かキスしてから離れるギィ。

私は魔法で着替えを済ませ
改めて「何の用？」と問うた。