72話 ページ23
私の助言に、思わず立ち止まった太宰さん。
しかしすぐにまた歩きだす。
太宰「君は本当に素敵だね」
「口説き文句は御免です」
太宰「おや残念。
＿＿＿ゲッ」
私の言葉に返事をした後、
ふと太宰さんは厭なものを見た顔をした
視線の先には
まさかのマフィア幹部である中原中也。
(確か二人は不仲だったか。
向こうも同じ顔をしている所を見ると
随分と時を共にした様だ)
しかしその後
中原中也は私の方を見て固まった。
「？」
正式な初めましては今回だと思うけど。
探偵社の社員だと、
彼らには資料として詳細が届けられるのか？
太宰「一寸君、こんな処で何してるの？
ほらAちゃん早く行こう。チビがうつるよ」
中原「あ‶？何だと此の面倒事製造機。
手前は慥か探偵社の奴だったか」
「自己紹介は不要でしょう？」
中原「あァ」
会話してると
案の定太宰さんが間に入って来る
太宰「はぁい、ストップ。早く帰ろうAちゃん
帰ってからやる仕事もあるんでしょ？」
「ありますけど」
太宰「よし。じゃあ尚更早く帰ろう！」
太宰さんは私の肩を掴んで押した。
そして変な雰囲気で会話は終了し、
社員寮へ帰った
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響輝＠お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - わんこぉさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2022年10月7日 23時) (
レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
わんこぉ - 続編おめでとうございます!体調に気お付けて頑張って下さい！毎回楽しみです！ (2022年10月7日 23時) (レス) id: dcfd46e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響輝
| 作成日時：2022年10月6日 23時
