9話 ページ10
悟が私の名を呼んだ所で、私は話を切り上げた
「___話し過ぎたね。
でもこれが私の決めた生き方だよ」
教室内の空気が凍る。
私は、今目の前に居る彼に殺されるんだろうか
ああでも、それも悪くない
目を瞑り、悟の次の言葉を待っていれば
悟は予想外の言葉を吐いた
悟「俺は、お前を分かりたいだけなんだよ。
俺は最強じゃねえ。
ずっと言ってただろ。『二人で最強』って」
「…そうだね」
悟「俺を助けられるのはオマエだけで
オマエを助けられるのは俺だけ。
ずっとそうだったろ。
俺はこの先も変わらずそれを続けたいだけだ
いつ死ぬか分からねえ中
家の連中にこき使われ続ける中」
「初めて出来た相棒なんだよ」と、悟は言った
まるで漫画の台詞をパクったみたいな
悟らしくない言葉だが
話してる最中に詰まってたり目が真剣な所を見ると
本性を話してるのが分かる。
そこで私は言った
「じゃあ、私が消えたら真直ぐに探しに、迎えに来てよ」
悟「…ハッ。当たり前だろ」
私達はニヒルな笑顔でグータッチした
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響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - わんこぉさん» コメントありがとうございます。光夏油さんは何気に難しいので頑張ります (2022年10月4日 23時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
わんこぉ - 続編おめでとうございます!次は光夏油さんですか!闇夏油さんの方もめっちゃ面白かったです!頑張って下さい! (2022年10月4日 23時) (レス) id: dcfd46e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響輝 | 作成日時:2022年10月3日 23時