第百四十六話【々】 ページ47
A達が入ったのは所謂『隠し部屋』だった。
直哉という少年に向かって
Aが説明する。
「ココはな、ばあやが
『ひとりになりたい時に』って教えてくれたんだ。
誰にも言ってない。クソ親父も知らねえ。
直哉だけに言ったんだ
二人の時はココへ来ればいい」
「な！」と云いながら笑う少女。
それを微笑みながら見つめる三人。
直哉「俺に云うてもてよかったん？
ココAちゃんのお気にいりやろ？」
「直哉以外には言わねえから大丈夫だ。
でも俺が会合サボってても
ココには来るなよ。来るなら一人でだ」
直哉「ひとり…ふたりのミヒツ…。
ええやん！分かった。
俺絶対ココん事だれにも言わんよ！」
「あたりまえだよ。
…あ、でも一応『約束』しとこう！」
『約束』と云って指切りする二人。
するとどこからか二人を探す声がした。
二人は慌てて出て行く。
透明人間三人組はそれを追おうとしたが
タイムリミットらしく
元の場所へ強制送還され、気が付けば会議室に居た。
中也は密かに
「これからアイツと任務なのに
顔合わせずれェ…」
＿＿＿＿と、嘆いていた。
終わり
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響輝＠お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - わんこぉさん» コメントありがとうございます。のんびりとやっていけたらと思っています。応援ありがとうございます。頑張ります (2022年9月28日 0時) (
レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
わんこぉ - 続編おめでとうございます!これからも愛読させてもらいすま！頑張って下さい！ (2022年9月27日 23時) (レス) id: dcfd46e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響輝
| 作成日時：2022年9月26日 23時
