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『とりあえず座ってくれる？』
「え、あ……はい」
リーマスの家なのに、何故か緊張した面持ちでソファーに腰掛ける彼
おじさんとおばさんは「あとは頼んだね」という風にキッチンへと向かった
どうやら夕飯を用意してくれるらしい
リーマスは両親が離れていったことで不安になると同時に、目の前に現れた知らない男に警戒心を抱いたようだ
おじさんとおばさんの会話の内容から、僕は怪しいものでは無いと分かっているようだが……それでも知らない人間が実家にいるとなると怪しむのは当然の反応と言える
僕はそんな彼をさして気に留める事もなく、彼の頭へと手を伸ばした
「な、なにをっ！」
『静かに、動かないで』
癖のある柔らかい髪を撫で付け、その奥にある傷口を捉えた
『……可哀想に』
「な……」
ふわっと優しい光が彼を包み込む
硬い何かがぶつかったような大きなアザに、きっとシャンプーが染みるであろうかすり傷達
それら全てをゆっくりと修復していくと、リーマスは目を見開いて驚いていた
『ふぅ……これでおしまい
大人しくできて偉かったですね』
よしよしと頭を撫でると、彼は顔を真っ赤にしてバッと僕から離れてしまった
「………君は一体何者なんだい
さっきの魔法……エピスキーとは全くの別物だった
もっと高度で……洗練された……不思議な魔法
いや、あれは本当に魔法なのか？」
『魔法だよ
と言っても、扱えるのはこの世界で僕1人だけどね』
「君だけ……？もしや君が作った魔法？」
『いいや、違う
もし僕が作ったものなら全ての魔法使い……延いてはマグルの人間達も使える様な術を作るさ』
「それじゃあ……さっきのは」
『僕の家系であるポップルウェル家の人間が代々受け継ぎ、そして守り抜いてきた特殊魔法
"天眼"と呼ばれるこの眼を持った人間にしか扱えない………超越魔法さ』
「………そんな、ものが」
『そして、僕以外のポップルウェル家の人間は皆死に絶えた
よってこの魔法を使えるのは必然的に僕だけとなったのさ
ま、元々天眼を持って生まれるのは稀なことで、この世に生まれた瞬間から僕一人だけだったんだけどね』
「……皆？でも君の家族は」
『………あぁ、皆死んだよ
………僕が5歳の時に』
「………」
そう言った僕よりも、リーマスの方が辛そうな顔をする
そんな彼を見て、記憶を失ってもなお優しさを忘れないリーマスに愛おしい気持ちが募った
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わさび(プロフ) - イジーさん» 文才なんてありませんけどね！？！？！？こちらこそリクエストくださって本当にありがとうございます！！！！執筆しますので今暫くお待ちくださいませ✨ (2023年1月22日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
イジー - わさびさん» 書いてくださるのですか！？ありがとうございます！鼻息荒くw、詳しくは、書いていないですがこれまたわさびさんほどの文才力があれば、いけますよね！←すみません、よろしくお願いいたします！ (2023年1月22日 18時) (レス) @page26 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - イジーさん» 天才何それ面白そう………ありがとうございます！！！！1人で鼻息荒くしながら書かせて頂きますーー！！！😆 (2023年1月21日 9時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
イジー - わさびさん» リクエスト！分かりました！えーじゃあ、夢主君が惚れ薬を盛られてセブルスに惚れて、それを見たリーマスがうんたらかんたら〜、、みたいなのが見てみたいです！ (2023年1月21日 7時) (レス) @page24 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - イジーさん» ありがとうございます！！！笑 いやぁ……ポップルウェル君も大変ですなぁ！！！(⟵原因はお前) そろそろネタが尽きそうなので、もし良ければリクエスト頂ければ幸いです🥰🥰🥰 (2023年1月20日 21時) (レス) @page23 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年12月11日 0時
