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そして遂に、代表者の発表が行われることになった
僕は教員席に座り事の成り行きを見守る
ダンブルドア先生が炎のゴブレットから放たれる紙を掴み取り、一人一人の名前を読み上げた
ダームストラング校からは、ビクトール・クラム
ボーバトン校からは、フラー・デラクール
そして……ホグワーツからは
「セドリック・ディゴリー！！！！」
わぁぁぁぁ！と生徒達から歓声が上がる
僕と隣に座っていたセブルスも拍手をして代表者を歓迎した
『決まりましたね』
「あぁ……」
『………え？』
「？どうし……」
皆が拍手を代表者に送る中、僕は炎のゴブレットに再び魔力が込められるのを感じて目を見張る
セブルスもそんな僕に不信感を抱いたのか、釣られてゴブレットに注目した
そして
「……！！！これは」
1枚の紙がゴブレットから放たれ、ダンブルドアが掴み取る
そして衝撃の名前を口にした
「………ハリーポッター」
『……！』
「ハリーポッター！！！！」
ダンブルドアがハリーの名前を叫ぶ
突然の事態に広間は静まり返った
僕はあまりの出来事に目を見開いたまま息を飲む
ハリーが………なぜ……
ハリーは訳の分からないといった顔で前に出る
ダンブルドアが何かをハリーに話しかけていたが、その内容は聞こえなかった
そして、ダンブルドアが鋭い視線をこちらに向ける
「A！！！！」
突然名前を呼ばれ、周りの視線が一気にハリーからこちらへ向いた
僕は平静を装って席を立ち、ダンブルドアの側へ歩みよる
「調べるのじゃ……今すぐに！！！
この子の魔力を感じるかどうか！！！！」
『……っ』
珍しく声を荒らげた先生に驚きながらも頷き、少し汗を垂らしながらゴブレットに近づく
ハリーの不安げな瞳がこちらを見ているのを背中に感じながら、天眼に魔力を送った
周りが静まり返って、僕の視覚にありとあらゆる情報が送られる
『………』
「どうじゃ、A」
『………ありません』
「……先生」
ハリーの細々とした声に振り返り、ダンブルドアの目を真っ直ぐ見つめる
『………炎のゴブレットに、ハリー・ポッターの魔力は少しも感じません
この子は何もしていない』
「……本当じゃな」
『はい、誓います』
「……っ先生」
ダンブルドアは頷き、代表者と各校の校長が集められ他の者は寮へと帰された
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わさび(プロフ) - やよいさん» コメントありがとうございます！体調の心配も……なんてお優しい！！！更新遅れてすみません！もう少ししたら再開致しますのでお待ち頂けると幸いです！ (5月22日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - 初コメ失礼します！お話とてもおもしろかったです！お体に気をつけながら更新がんばって下さい！応援しています！ (5月20日 19時) (レス) @page38 id: fcb1a6dad0 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 真昼さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！！！待っていてくださる方がいてとても嬉しいです！！！！暖かいコメント、本当にありがとうございます！！！！！ (5月9日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - ヴォルデモートが登場するのが、待ち遠しいです！！ 続きも頑張ってください！ ずっと応援しています！ (5月6日 21時) (レス) @page36 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 散歩するトマトさん» こんな時間に……っこんな時間に読んで頂きありがとうございます！！！！お優しいコメント痛み入ります……、寝て……寝てください……() (2023年3月27日 1時) (レス) @page31 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年10月29日 22時
