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翌朝、ダンブルドアに昨日の報告を済ました後少し遅れて大広間に向かう
大広間では3校の生徒がそれぞれ席につき楽しそうに朝食を取っていた
騒がしかった大広間が僕が入ってきたことで一気に静まる
『……？』
全生徒……特にダームストラングとボーバトンからの視線が凄くて僕は思わず立ち止まり、キョロっと周りを見渡した
何かしてしまっただろうか？と内心首を傾げていたが、そういえば昨日1日姿を見せていなかったから物珍しいのだろうと納得をつけて教員席に向かう
「なんて美しい人なの……！」
「あれが伝説の闇祓い、A・ポップルウェル？」
「女みたいに華奢な男だな」
その道中に聞き捨てならない言葉が聞こえて眉をしかめたが、気にしても仕方が無いと聞こえぬふりをした
『おはようございます、セブルス』
「……」
席につき隣のセブルスに朝の挨拶をするが綺麗に聞き流される
まぁこれはいつもの事なのでとりあえずクスッと笑って朝食を取る
『そうだ、この間はありがとうございました』
先日の礼をと彼に声をかけるとチラッとこちらに目線だけを投げかけ、彼は無言で水に口をつけた
『まさか寝巻きにまで着替えさせてくれるとは思いませんでした……おかげで体が強ばらずに済みましたよ』
助かりましたと笑いかけると1つ息を零したセブルスは相変わらずの仏頂面で声を発する
「これから人にものを頼む時は意識のはっきりしている時にして頂きたいものですな
寝落ちした男を抱き上げるなんて二度と御免だ」
『……え、抱き？』
思っていなかった言葉に目をぱちくりさせるとセブルスは盛大な溜息を吐いてこちらをジロリと睨みつけた
「まさか覚えていないのか？
お前が吾輩に抱きかかえて部屋に連れていけとごねたのだぞ」
『え！？いや、僕は魔法でちょっと浮かせて運んで欲しいと……！』
「言ってない」
まさか！と口を開けている僕に呆れ果てた様子のセブルス
彼がそんな意味の無い嘘をつくはずがないし、紛れもない事実なのだろう
『それはご迷惑をおかけしました
以後気をつけます……』
しゅん、と肩を落とす僕に構わず朝食を終えたセブルスは席を立つ
でも、と声を発するとセブルスは立ち止まって首を傾げた
『頼まれたとはいえ、本当にだっこしてくれたんですね
結構僕の事好……あいた！』
いらぬ事を言った僕はセブルスから盛大なゲンコツを貰った
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わさび(プロフ) - やよいさん» コメントありがとうございます！体調の心配も……なんてお優しい！！！更新遅れてすみません！もう少ししたら再開致しますのでお待ち頂けると幸いです！ (5月22日 22時) (
レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - 初コメ失礼します！お話とてもおもしろかったです！お体に気をつけながら更新がんばって下さい！応援しています！ (5月20日 19時) (レス) @page38 id: fcb1a6dad0 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 真昼さん» 返信が遅くなり申し訳ありません！！！！待っていてくださる方がいてとても嬉しいです！！！！暖かいコメント、本当にありがとうございます！！！！！ (5月9日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - ヴォルデモートが登場するのが、待ち遠しいです！！ 続きも頑張ってください！ ずっと応援しています！ (5月6日 21時) (レス) @page36 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 散歩するトマトさん» こんな時間に……っこんな時間に読んで頂きありがとうございます！！！！お優しいコメント痛み入ります……、寝て……寝てください……() (2023年3月27日 1時) (レス) @page31 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年10月29日 22時
