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北山さんからの提案 ページ19

Ki「…ちゃん。Aちゃん…。」


気付くと目の前に北山さん。
ソファーでぼーっとしているうちに寝てしまったということを理解する。


「あっ…ごめんなさいっ…私…寝ちゃってて…」


Ki「んふふ、謝んなくていいよ。俺的には可愛い寝顔見れてラッキーだったし。」


そう言って笑う北山さんに恥ずかしくなる。


Ki「部屋すごい綺麗に掃除してくれたんだね、洗濯も、ありがとう。」


「いえ、私に出来ることはこれくらいしかないので…」


Ki「十分だって。そんなに気を使わなくていいからね?」


「ありがとうございます。」


Ki「さて、Aちゃんの荷物、取りに行きますか!」


そう言った北山さんと一緒に車で私の家へ向かう。
北山さんに借りたパーカーは私には少し大きくて、フードをかぶれば顔が見えないからその状態で後部座席に乗る。


こっちだったよねー?と時々私に確認しつつ運転する北山さんは時々ラジオから流れる歌を口ずさむ。
その声がすごく優しくて、ずっと聞いてたいなって思っていた。







Ki「着いた着いた。一人で行動させるの俺が心配だから、そこのパーキングから一緒に歩こう。」


そう言って北山さんはマンションのすぐ傍のパーキングに駐車し、一緒にマンションへ。


すごく久しぶりに自分の家に帰ってきた。
北山さんをあまり待たせないように急いで準備をする。
とりあえず服とか下着を一番大きなスーツケースに詰め込み、化粧道具なども入れていく。
なんだかちょっと長めの旅行にでも行くような感じだ。


そんな私の様子をじっと眺めていたらしい北山さんが、私を呼ぶ。
北山さんの方を振り向くと、ちょっと来て、とこたつに入るように言われた。


Ki「Aちゃん、一個確認してもいいかな?」


急に真面目な面持ちで話し始める北山さんに少し緊張しながら、はい、と答える。


Ki「この家の場所、もう元カレにばれてるんだよね?」


「…はい。」


Ki「この家に帰ってこれる?俺としては心配なんだけど…」


「私も、そのことは考えてました。もうこの家には住み続けられないなって…」


Ki「うん、その方が良いと思う。そこで提案なんだけど…俺の家に引っ越してこない?」

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設定タグ:キスマイ , 北山宏光 , 幸君   
作品ジャンル:恋愛
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4It5g(プロフ) - 柊李さん» そうなんですね!!ありがとうございます!!これからも楽しみにしています!!!! (2019年6月5日 21時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - 4It5gさん» ありがとうございます!龍の件、まだ解決してないですから出てきます!!また一波乱起こしてもらおうと思ってますよ( ´艸`) (2019年6月5日 20時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
4It5g(プロフ) - こんばんは!!いつも楽しく読ませてもらっています!!今後、龍は出てくるのでしょうか?? (2019年6月5日 20時) (レス) id: ca5fd267e4 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - ゆーりさん» ありがとうございます!!今晩も遅くなりますが更新予定です!!これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年4月23日 19時) (レス) id: 9e2e057872 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 続きが凄い楽しみです。これからどうなるのかなや誰と付き合うのかなとドキドキします。更新楽しみにしてます (2019年4月23日 7時) (レス) id: 5917727acc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊李 | 作成日時:2019年4月18日 0時

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