番外編 じゅじゅさんぽ ページ48
※お酒は二十歳になってから！ですよ！
「第一回酒呑み選手け〜ん」
「いぇ〜い」
「わー(棒)」
『法律違反……』
「硬いこと言うなよA。ま、俺は飲まねぇけど」
「下戸とかマジでかわいそうだよ。あの美味さが分からないなんて」
「こればかりは体質だからねぇ」
「言ってろ言ってろ」
『ていうかこれ2人がやればいいんじゃないの？僕も必要なの？』
「たまにはAも羽目を外してみようよ」
「青春を謳歌するという名義の道づれだな」
『えぇ…僕も下戸かもしれないよ？』
「そんときは傑と硝子で続けっから。勝負は缶チューハイで行います！レディゴー！」
カシュッと小気味いい音が3つ
グイグイと呷る硝子を見つめた後、傑くんに目を移す
傑くんの喉仏が上下するのを見た僕の喉も鳴る
「っはぁーーうま」
「ホラAも飲んでみろって」
缶に口をつけ傾ける
炭酸特有の口の中が痺れる感覚
少し苦いような柑橘系の味
それ以外に何も感じない
『…美味しい』
「お、国重はイケる口じゃん」
「頭がクラクラするとかないかい？大丈夫？」
「お前どんだけ過保護なんだよ…」
『なんか…普通にちょっと苦いグレープフルーツジュースって感じかな』
「なんかで見たけどそういう奴って気をつけたほうがいいんだろ？」
「確かにね。ジュースみたいだって大量に飲んで潰れることも多い」
だからお酒って怖いんだよなぁ
「ま、今は選手権だから」
そう言って硝子は2本目の缶に手を伸ばす
『は、早くない？』
「そっちはお喋りしてるからね」
「負けてられないね、A」
『う、うん…？』
「A頑張れよ〜」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「私は、そろそろげんかいかな…」
「ん゛〜〜〜」
「は〜い傑ギブアップ〜硝子も潰れたな〜……で？Aヤバくね？」
『それは自分でも思う……』
僕の目の前には空の缶が十本ほど
自分が一番信じられない
潰れるどころか酔ってすらいない
「傑寝んなよ⁉流石に運べねぇから！」
『硝子〜？部屋戻れそう？』
「むぃ……」
『ん…じゃあ硝子はこのまま僕の部屋にいてもらおうかな』
「襲うなよ？」
『当たり前でしょ』
ズルズルと半分引きずるようにして悟くんは傑くんを連れ出した
僕も硝子をベッドに運ぶ
テーブルの上を片づけながら、どうしてこんなに強いのか考える
［俺がいるからな］
『あ〜…酒呑童子ね…』
君がほぼ吸収してるのね…
納得
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乃愛(プロフ) - 薬研藤四郎！刀剣乱舞！まじで嬉しいです！男主の愛されってあんまりないので嬉しいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年3月17日 11時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
黒弧(プロフ) - えっと！絵を書かせていただいて、Twitterで、出しました。黒弧って調べて見てください。 (2022年10月2日 9時) (レス) @page1 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳様。(プロフ) - 間違えて、コメント消してしまったので再コメントです…。あの…、奇跡的に苗字に国が付いてるとことか誕生日が同じとか私と共通点多すぎてビックリしました！！なんか、テンション上がりますよね(え？)www最強コンビ好きなので、この作品神作です！！ (2022年1月8日 22時) (レス) id: 0c1825ef28 (このIDを非表示/違反報告)
Dオタの極み - トウモロコシさん» コメントありがとうございます！やっぱり薬研藤四郎って人気な刀なんですね… (2021年7月14日 8時) (レス) id: acb1846eac (このIDを非表示/違反報告)
トウモロコシ(プロフ) - あ……もう刀に薬研藤四郎がいる時点で神作品だと悟った (2021年7月14日 2時) (レス) id: 59f131ffc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dオタの極み | 作成日時：2021年5月11日 23時
