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フランキー「？」
みんながサボの言葉に頭にはてなを浮かべる
サボ「俺はずっと、死んだことになっていた。」
ゾロ「！」
サボ「ガキの頃、エースAルフィと4人で暴れ回ってガープのジジイにシゴかれて将来は海賊だった...俺たちは兄弟の盃を酌み交わしたんだ...」
サボ「だけど俺はある日事故に遭った...いや、"事件"か...」
燃え盛るゴミ山の炎に嫌な匂いが充満するゴア王国。
人間の腐った嫌な匂い。
俺はここにいても"自由"になれないと悟った。
海賊旗を掲げ、出ようとした海も出てすぐに天竜人に撃たれ、そこでドラゴンさんに拾われた。
記憶をなくしていたけど。
ゾロ「記憶をずっと失ってたのか...！？」
サボ「...明白だったのは、両親の元にだけは帰りたくねェって強い思いだけ。あとは何も覚えてなかった。」
フランキー「よく記憶が戻ったな...」
サボ「...エースが教えてくれたんだ。タイミングは最悪だったけど。
でもその前にAが革命軍に来た。」
フランキー「ルフィのねェちゃんが？」
サボ「俺の顔みた途端急に大泣きして記憶をなくした俺は大混乱。誰だと言えばもっと悲しい顔をした。
それで俺は自分が情けなくなった。今では思い出したが初恋の相手を忘れるってとんだ情けねェ野郎だって。まぁもう気づいた時には...って言うかガキの頃からアイツらは両思いで結局はエースのもんになってたけどな。」
フランキー「初恋...うおおお！！！心にしみるぜ！！」
サボ「初恋の話は置いといて、俺が3日も眠ってた時、Aは既に頂上戦争から帰ってきて、俺はAにぶん殴られたんだ。でも絶対後悔だけはするなって。」
サボ「ドレスローザでルフィに会ってメラメラの実を食っていいかと聞いたらそれしかねェって言われてさ。これでみんな揃って能力者になったんだ。」
サボ「....と、じゃ！帰る。」
話が終わり、サボが立ち上がる。
ロビン「もう？」
サボ「顔も見たし！！Aもこんなだしな」
サボ「おい、A、A。」
『んん...？サボ....？......』
サボ「あっ、おいっ....ってまた寝たし...」
サボ「あ、そうだこれ一応ルフィのビブルカード。作っといた。欠片貰ってくよ。」
サボがAをルフィの手から離し、担いだ。
サボ「ほんじゃ、ルフィにゃ手ェ焼くだろうが、よろしく頼むよ！」
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作者名：ユッケ | 作成日時：2019年4月15日 0時
