頼り、頼られ、支えあう。3【すとぷり】【風邪】【体調不良】

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こ「…ふぁ………今何時…………」




時計を見るととっくに朝は過ぎ、昼近くになっていた。


こ「ん〜…よく寝た………のに…………」



体が怠い。寝過ぎとかじゃなくて、


こ「ぜって〜熱あるやつじゃん……」


体温計で計ろうかと思ったが、数字をみると余計辛くなるからやめておく。



こ「う〜ん……どうしよ………」



なかなか寝付けず寝返りを繰り返す。




こ「…一人ってこんなに寂しかったっけ……？」


当たり前だけど部屋に自分しかいないことを考えたら急に寂しさに襲われる。


こ「……ｸﾞｽｯ………ははっ……こんなキャラじゃないのに………」





自然と溢れて止まらない涙。






誰かの声が聞きたくてスマホに手を伸ばす。


電話のアイコンを開くとすぐに出てくるすとぷりめんばーの名前。



一番上にあったさとみくんの名前を押して電話をかける。




するとすぐに出てくれた。


さ「もしも〜し、どしたのこんな時間に。」


こ「っ……ｸﾞｽｯ……さとみ、くん……ｸﾞｽｯ」



聞きなれた声に安心してまた涙が溢れる。



さ「え？ちょ、どした？何があった？」

こ「ﾋｯｸ……ｸﾞｽｯ……ねつ、あって、しんどくてっ……ﾋｯｸ…さみしいっ………ｸﾞｽｯ……」


さ「わかった、大丈夫だから。すぐいくから、ちょっとだけ我慢してて、鍵だけ開けといて。」



泣きすぎて何いってるか自分でもわからなくなってきたけど、さとみくんはちゃんと聞き取ってくれてその優しさにまた涙が溢れる。

こ「うんっ………ﾋｯｸ……」


さ「じゃあ一旦切るぞ？…すぐ行くから。だいじょーぶ、だいじょーぶ。」


そういって通話が終了した。


それからさとみくんが来るまでに鍵を開けて、ベッドで寂しさをまぎらわすためにすとぷりの曲を流しながら待った。



本当はほんの30分くらいの待ち時間だったんだけど、寂しさに押し潰されそうで…こんなに息ができないのは初めてだった。


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みなさん、台風大丈夫ですか？


作者の住んでいるところは強い雨が降っているくらいです！


今のところ避難とかの心配はないと思われます！
((フラグじゃないよ←


皆様も台風甘くみてると危険ですので、外出する際はお気をつけください！

3→←ころん【熱】

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